第九章 習慣2
【まもる12歳】
【2013年 3月15日】
それから二年後。
礼子の寝室で。
※※※※※※※※※※※※※※※
「ママ・・・」
天使のような顔で息子が囁いた。
子犬のような表情は私の心を絡めとる。
透き通る瞳に心が吸い込まれていく。
(あぁ・・だ・・め・・・)
力が抜けてしまう。
幼い頃よりは大きくなったけど、男の子にしては細い指先が胸元をまさぐる。
止めようとするのだけれど、何年も繰り返してきた行為を息子は巧みにこなす。
「あっ・・・」
私がビクンとする瞬間に、外したパジャマのボタンの隙間から手を入れる。
「あっ・・あっ・・・」
そのまま指を絡ませるように揉みほぐしていく。
「もぅっ・・・」
私は感じていることを悟られないようにワザと怒ったような声を出した。
「へへぇ・・・」
まもるちゃんは嬉しそうに口元を綻ばせる。
もう一方の手でパジャマのボタンを外していく。
私が抵抗しないことを知っているから。
「わぁ・・・」
ボロンと弾けたバストに声を出している。
「ママァ・・・」
二つの乳房に顔を挟むようにして押し付けてくる。
「ま、まもるちゃん・・・」
私もいつものように息子の背中を抱きしめる。
「ん・・ふぅ・・・」
やがて吐息を漏らしながら吸い始める。
「あっ・・ぅ・・・」
私は声が漏れるのを必死に我慢していた。
バストを吸われることが気持ち良くなっている。
息子なのに、あってはいけないことなのに。
「ママ・・凄く、美味しい・・・」
「あっ・・あぁ・・・」
チュパチュパと曇った音に合わせ、息子の柔らかな唇が快感を電流のように沸き上がらせていくのです。
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