第八章 習慣1
【まもる10歳】
【2010年 5月28日】
礼子の寝室で。
※※※※※※※※※※※※
あれから四年の月日が流れた。
守ちゃんは相変わらず私のベッドで一緒に眠る。
寝顔が可愛くて
そっと、頬に口づけした。
すやすやと眠る顔が天使のようで。
私は飽きることなく見つめていたのです。
※※※※※※※※※※※※
「う・・ぅ・・・」
むず痒い感触に私は吐息を漏らした。
胸元で曇った音が聞こえる。
意識が戻るうち、徐々に感覚が鮮明になっていく。
「ん・・ふぅ・・・」
熱い息と共に粘ついた感触が乳房に伝わった。
「まもる・・ちゃん・・・」
いつもの息子だと思い出すと私は口元を綻ばせた。
「赤ちゃんみたい・・・」
わざとからかうように囁いた。
「ママ・・・」
息子は、まもるちゃんは泣きそうな目を向ける。
「ふふ・・・」
私はキュンとなった気持ちのまま抱きしめた。
六歳になるまで一緒に眠っていた。
五歳が過ぎた頃から守が大好きだったオッパイはお預けにしていた。
「だって、もうお兄ちゃんなんだから・・・」
不服そうにしながらも我慢していたようだった。
だけど暫く寝室を別にされて、溜まっていた欲望が爆発してしまったのか。
再び一緒に眠るようになってから息子は私のオッパイを欲しがるようになりました。
それ以来。
息子、まもるちゃんは私のオッパイを味あわないと眠れないようになってしまったのです。
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