第24話 お久し振りね~(2)
う~ん
だから俺は姉ちゃん……と言うか? 俺の許嫁さまのことも思案し始める。
すると俺は直ぐに、姉ちゃんと最後に会った時のこと……。姉ちゃんが中学生になったばかりの入学祝の時に会ったのだが。その時の姉ちゃんが小学生の俺から見れば妙に大人びて見えた……。煌びやかに見えた…。
そう、もうガキの俺とは別世界の
だけど俺は中〇明菜さん似の麗しく、煌びやかな姉ちゃんの顔が照れ、恥ずかしくて真面に見れず下を向きながら。
「う、うん」としか告げることができずにいた……。
でッ、その日の俺は大人びてみえる姉ちゃんに対していつものようにケラケラと笑いながらジャレ、揶揄しながら会話をすることもなく、下を見続けるだけで。姉ちゃん話しかけられても俺は「うん」と頷くことしかできずにいた。
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