第18話 俺に許嫁が?(1)

 ちょ、ちょっと、まっ、待ってくれ、二人共~~~! お、俺には……。俺には……。担任の久美ちゃん先生がいて~~~! 俺は彼女の大人の色香にメロメロ……。メロン〇ンナ……。彼女の身体中から醸し出される異性を誘う、魅惑光線の虜になり。俺はいつも自分の腹部の下を大きくそびえ、ビンビンと立たせながら性欲……。


 そう担任の久美ちゃん相手に、オスとしての性と理性を抑えつつ、いつも常識と禁断の狭間に耐え忍びつつ勉学に勤しんでいる訳だから。

 今更姉ちゃんのことをだされると俺も困るな~、マジで~、本当に~、夜露死苦ヨロシクと言いたいけれど。

 やっぱり伯父さんと伯母さん……。初心な姉ちゃんのことを思えば。うがぁ、ああああああっ! と、頭を抱えながら思ってしまう。


 マ、マジでどうしよう? 俺やっぱり、ガキの頃の約束……。姉ちゃんとの淡く、甘い……。


 そして酸っぱい約束……。指切りげんまんを守らないといけないのかな?


 となれば?


 俺にはオ〇パイ、ボヨ、ヨ~ン! の久美ちゃん先生のことをどうしたらいいのだろうか? 久美ちゃん先生は生徒との禁断の恋だろうと、若い子羊である俺に好意があることは間違えない~~~。


 そう、実は久美ちゃんは俺に対して異性として興味があるような気がするのだ?


 まあ、これは男としての勘だけれどさ。でも俺は先ほど告げた通りで姉ちゃんと一緒にお風呂に入ったし、寝ても度々していたから。俺は姉ちゃんに『新作、うちはもうあんた以外のひとのところにお嫁にいくことができないから。将来は新作のお嫁さんにしてよね』と嘆願されて。

 俺はガキだったし、姉ちゃんは本当に甘々させてくれて優しかったから。

『うん、いいよ。俺が姉ちゃんをお嫁さんにもらうから心配しないで』と、自分の胸をドン! と叩いた気がするな……。


 あっ、ははははは……どうしよう? と俺がまた頭を抱え込んでいると




(お願い)


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