第4話 俺の先生は? (1)

『この物語はフィクションです。実在の人物や団体等とは関係ありません』


 最初に俺の口から断りだけ入れて話しを進めていくね。



 ◇◇◇


「新作ー! 新作ー! ちょっと良いか?」

「……ん? 何、父さん? 俺今宿題や予習、復讐をしている最中なのだけれど?」


 俺が自分が通う高校から帰宅後、自分の部屋で机に向かって勉強をしていると、家の親父さまから下の部屋──リビングから声がかかるので。俺は勉強をしているのだと親父さまへと説明をした。


「えっ! 嘘? それは本当の事なのか、新作?」


 今度は家の親父さまの驚嘆が聞こえた。


 それも実の息子を侮る台詞がセットで聞こえてきた。


 だから俺は親父さまに対して『あのなぁ?』と唸ってやりたい衝動には駆られるけれど。

 俺自身の高校生活は長いようで短い。三年間なんて、あっと言う間に時間が経ち終わり。俺がふと気がつけば中学生の時のように何も出来ない、対処できないまま、受験戦争に敗戦してしまうようになるから。この高校生活三年間は、俺も気を抜かずに頑張りたいと思う。

 俺自身も外学生になってから遊べばいい訳だからと言うことで。家の親父さまの、俺への悪態は無視して。


「うぅ~ん」と頷いた。





「母さん、新作が自分の部屋でテレビを見たり、音楽を聞いたりしないで勉強しているって言っているけれど。新作の奴は熱でもあるんじゃないのかぁ、母さん?」


 俺が頷けば、家の親父さまは、自分の可愛い子供を病人扱いをし始めた。


 だから俺はマジで切れそうだ。


 そう今流行りの積〇木崩し、家庭内暴力……。素顔の16歳と言う奴を発動してしまうぞ。それでもいいのか、家の親父さまと不満に思っていれば。


「お父さん、新作が言っている事は本当みたいよ」


 今度は家のお袋さまが、俺のことを庇う台詞……。


 そう自分達二人の大事な一人息子は嘘偽り等言ってはいない。ちゃんと高校生からは勉強に向き合い。将来のことを考えるようになったと告げてくれた。


「そうなのか、母さん?」


 お袋さまの説明を聞いて、親父さまは動揺をしているみたいだけれど。


「うん、そうよ」


 家のお袋さまは動揺をしている親父さまを凝視しながらクスクスと微笑みながら頷き。


「お父さん、新作は。何でも、クラスの若い美人の先生に褒められたらしいのよ。クラスの中でも新作は、授業態度も良いし。テストの点も良いらしいの。だから学年でも成績上位者だから、担任の先生が期待しているって。だから頑張って大学を目指そうと言われたみたいでね。それから成績をあげるために勉強を頑張っているのよ。若い美人の先生に気に入られようと思っているのよ」


 家のお袋さま親父さまへと、俺のことを褒めているのか、貶しているのか、良くはわからないけれど。

 俺が美人の若くて、武〇久美子似のオ〇パイ、ボヨ、ヨ~ン! の妖艶な大人の女性の色香……。


 そう俺の担任の久美ちゃん先生は、お尻までプリプリ! と魅惑的な上に、彼女はいつも映画やドラマに出てくるスーツ姿がよく似合う、妖艶な大人の女性のように、自分のお尻フリフリのモンローウォークで歩くのが様になるカッコ好い、大道寺久美ちゃん先生に対して俺は彼女に首たけの上に、ハァ、ハァと邪な思いを描き、妄想しているほど好いているのだと。

 家のお袋さまは親父さまへと俺のことを揶揄するように説明した。




(お願い)


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