第2話 無理ゲー

前略、火を起こそうとしたけど魔法があって余裕でした。

忘れてた、魔法使えるの。

ライターとかマッチとか欲しいなとか思ってたけど要らなかったわ。

どうやら魔法の形式は一回目の転生と同じようでバンバンボンボン打てる。

無詠唱で簡単に火起こしが出来る。

魔力消費はそんなに気にならない。

それどころか魔力はなぜか溢れてくる程ある。

(無限じゃないけど)無限に打ちまくれる。

それであの機械粗大ゴミを倒せれば良かったけど


「魔力凝縮×25!範囲、威力拡大×8!速度上昇×15!他属性付与!即死効果付与!

これ全部まとめて更に倍化!!

いっけぇ!これが今出来る最強だ!!」


と調子こいて魔力を使いすぎた結果

核爆発みたいなのをリアルで見た。

写真とか教科書とかに載ってるあれ。

前回の転生でも見たことなかったレベルだ。


まぁあの機械クソゲーは無傷だったけど…。

なんなら突って来た。

魔王と戦ってる途中で得た「不倒不屈ふとうふくつ」が無きゃ死んでいた。

絶対序盤に出て良いモンスターじゃない。

転生歴一周目の私が言うんだ、間違いない。


木の陰に隠れつつ↑の考えに納得して腕を組んで納得していると足音が聞こえた。

この感じからして人間かエルフかあのあたりの…人数は4…いや5人だな。


「おーい、助けて下さい~」


身振り手振りで助けを求めた。

その返答は


「あれ、幽霊だよね?」

「スライム系が化けてるだけじゃなく?」

「おいおいビックリしてまたトールが失神したぞ」 

「魔女の手下とか?」


めちゃくちゃ疑われてるよ…

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