応援コメント

三. けんかと終着駅 [終]」への応援コメント

  • 2回読みましたw
    読み飛ばしと飛ばさない方、どちらも2回読んでようやく理解したと思います。

    相変わらずの不思議な文体で、面白い作品だと思いました!
    恋愛小説としての可愛さも、トリックとしての意外性もさすがですね。
    ただ、今回のトリック小説の良さがどちらに転ぶかというと、悪魔の電車の時に比べると双六は複雑なシステムに感じて、”どこを面白いと思うべきか”が分散されるのがもったいない気がしました。
    全て伏線に感じて、こちらの集中力が小分けにされちゃうんですよね。。。
    双六の謎、恋愛小説としての期待、椿先生と女性たちの謎、主人公の変化……。
    どれも面白そうなので、もっと知りたいと思うのですが、どれもこちらの期待感よりはさらりと終わってしまった印象でした。
    仕掛け自体がすごいので、両立が大変だと思いますが。

    作者からの返信

    千織さん、計4回も読んでいただき(そもそも2回読ませる話ですが)本当にありがとうございます!

    実は文体に関しては、自分ではこれが普通(「どっきーーーん!」はさすがにシリアスな話には出てきませんが)なのでよくわからないんですけど、これでも個性を消して書いています。以前はもっと変だったので。

    それからなるほど、設定が面白さを分散させているのですね。どちらかを選ばせるという設定も、誰もが両方読むわけではないので、もったいないのは当然といえば当然ですね。

    また、さらりと終わっているというご指摘について。
    確かにそうかもしれないと思いまして(笑)、まだ〆切前なのでラストに2段落追加してみました。設定上段落を飛ばさないほうだけの追加ですが、良かったら読んでみてください。
    ※最後は(飛ばす場合は)6段落飛ばすことになり、賽子の目が【?】だった(本来なら【7】でなければならない)意味も出てくるかなと……。

    編集済