プロローグ②

今回は超短いです。

理由は……前回、キリがいいとこで書き終わったせいでねじ込むのなんか嫌になったからです。ハイ。

週4投稿目指します。一応

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史上初のVRMMO、コンシーリングワールド

それは、世界を震えさせた。


今までのVRとは根本的に違うそれは、国が1から、秘密裏に進めていたと発表されていた。


確かにそうだろう。

真の開発者を殺し、その後を担って作ったなんていうわけがない

実際、真の開発者を殺したと知るのは上の者だけのはずだ。

上の者がそれほど愚かな時点でこの世界にはある程度見切りをつけているが



親の才能を受け継いでいるからと言って年季まで受け継いでいるわけではない。

だからこそまだ未熟な…卵だ。

だからこそ、国が愚かなお陰で1年の猶予ができたことにはとても感謝している


そして、未完成なその才能は、そのことを深く知れば知るほど花開いていく。

受け継いだ親の才能を開花させるには親が作った世界を味わえばいいのだ

資金は投資のお陰でいくらでもある。



いくら一週間前だとしても数百万を出せば1人くらいは権利を売りに出すだろう。


それを使う。

グレーな位置だが、それによってできなくなるのであれば、ネットに全ての情報を書き込み、信憑性を持たせた後に世界中の、主要都市に埋め込んでおいた新型の、俺が作った致死毒を撒き散らす爆弾でこの世界を完全に終わらせよう。







それはとても愉快だろうが、残念ながら使えてしまった。



さぁ、親が作ったのはどういう物なのだろうか


それは、凡人達でどのように調整されたのだろうか




彼の口角は、親が亡くなった時と同じ程に上がっていた。

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