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3食きっちり食べていると、おやつタイムはなくても空腹にはならない。だけど、普段からおやつを食べる習慣のある人は、ダイエット時でも食べたくなるものらしい。
「ダイエットをしている時のおやつは何を食べたらいいん?」
「温野菜サラダ系。ヨーグルト、ナッツ類、カカオ70%以上のチョコレート、デーツ (ナツメヤシの実)とかかなー」
食べすぎに注意なのは、どの食材でも同じだから、ここではあえて言わない。旬の野菜は電子レンジで、機種にもよるが約30秒間、温めるだけで食べやすくなる。サラダにかけるドレッシングを気にする人がいる。あまり気にしなくていい、と断言できる。ドレッシングの瓶、まるごと1本分をダバダバかけて食べたら問題だが、そういう人なんていない。少なくても私は見たことがない。でも、気になる人には、ノンオイルドレッシングをお勧めする。
ヨーグルトはプレーンを勧める。どうしても酸味が苦手なら黒砂糖をかけてたべるといい。黒砂糖にこだわるのには理由がある。思っていたよりも白砂糖はカロリーが高い。ミネラル分も含まれているのが黒砂糖だからだ。ヨーグルトは食べるだけではない。サラダのドレッシングにも使える万能食材でもある。プレーンヨーグルトにマヨネーズや黒コショウなどを混ぜるだけだ。分量はお好みで調節するといいだろう。そのヨーグルトドレッシングの中に、みじん切りのナッツ類を入れてもいい。
カカオ70%以上のチョコレートは、というよりかは、チョコレート全般に言えることだが、体内にたまった疲労物質を緩和してくれる成分が含まれている。甘いものを食べると疲れとりになる、と言われている。甘いものは脳の栄養にもなる。
「例えばだけど、焼き芋とかは最高のおやつだよ」
「なんで?」
イモ類は食物繊維の塊だ。
ダイエットで怖いのは、無理なダイエット方法で便秘になりやすいこと。「体重が落ちた、わーいわーい」体重は落ちたが便秘では元も子もない。便秘の怖いところは、ガンになりやすくなることだろうか。食物繊維は体内にある水分とあわせて、便秘を解消してくれるのだ。
「体重が落ちたけど便秘だよ、とはなりたくないでしょ? お芋ってね、食物繊維の塊だからねー、便秘解消に役立つのよ」
「ねね、コーヒーは体に悪いん?」
「ブラックコーヒーが好きなんよ」
「私はミルクコーヒーかな、大好き」
コーヒーは飲むタイミングにもよるはず、と思い出しつつ私は聞いた。
「いつ飲んでるの?」
「食後が多いかなー」
他の二人もうなずいている。その様子を見て、ついでに気になったことを聞く。
「そういやさ、すぐにノドが渇くとかある?」
「うん、おもいっきり」
「うんうん」
「もろにね。喉が渇きすぎてコーヒーを飲んでいる感じ」
「なるほどねー。それ、たぶん、コーヒーの飲みすぎと飲むタイミングがずれているからじゃないかな」
コーヒーなどを飲むと喉が渇くことがある。これは、体内に必要な水分も排出してしまうからである。
できれば午前中に飲むのが理想的だ。
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