第3話 あそこにいた理由
「あ、はい、実は家の都合でお見合いすることになりまして、、、」
あぁ、なんか小説でよくみる展開だ
「ふーん、嫌なのかな?」
「あ、誤解がないように言っておきますと、お見合い相手の方はそんなに悪い方ではないです。ただせめて恋愛は自由にしたいと思っており、いつも父に従順だったのでその反発もあって家から抜け出してきました」
なるほどね、家に対する反発か、、、
「で?どうするの?匿うのにも限界はあると思うし、絶対向き合わないといけない課題だから早めに解決させた方がいいよ?」
「しかしどのように解決すればいいかわからないのですが、、、」
「簡単だよ、はっきりと父に言うことが第一だ。それがないと何も始まらない」
「でもいきなり意見を言っていいのでしょうか?」
んなもん言っていいに決まっている
「今まで家の言うとおりにしてきたんでしょ?ならたまには反抗してもいいと思うけど?」
妹よ、グッジョブ
「千歳の言うとおり、子供なんだから反抗してもいいんだよ?」
だってねぇ、一つや二つぐらいわがまま聞いてくれるだろ?
「うぅ、そうしてみます」
あ、なんか母さんが来た
「佐藤さん、今日は晩御飯食べたいか?」
おいおい、母上それは少しまずいんじゃないか?
「… 食べていきます!」
「佐藤さん、なら家に連絡入れてね。多分探していると思うし」
「わかりました」
せっかくいるなら、、、
「あ、そうだ。ご飯ができるまでの間僕の今までの作品さ?着て感想教えてよ」
「わかりました」
ふぅ、作品がどのように輝くか楽しみだぜ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます