第7話 美味しかったらしい
「――高宮先生、ちょっといいですか?」
「あら、2年の稲瀬くんですね。体調に優れない点でもお有りですか?」
さて、昼休みの保健室に僕は1人でやってきた。
そこには目的の高宮先生が居た。
高宮
黒縁のおしゃれ眼鏡を掛けている黒髪ロングの美人。
口元のほくろがセクシーなアラサーである。
タイトスカートに白衣を合わせている点もセクシー。
もはやセクシーの権化である。
「あ、別に体調不良ではないんですよ……」
「ではどうしたんですか?」
高宮先生は机でお弁当を食べているところだった。
きちんと健康に気を遣っていそうな彩りだ。
「実は、お願いがあるんです」
「お願い?」
高宮先生がこちらを向く。
澄まされた表情は、堅物な性格を覗かせている。
さて……イチモツを見てもらえますか? と頼んだらどうなるだろうか。
冴沼の話では、堅物な性格のせいで男が寄り付かず、高宮先生は飢えている、とのことだった。
でも表面上からはその飢えた雰囲気は感じられない。
軽くあしらわれて終わるんじゃなかろうか。
とはいえ、一応言うだけ言ってみよう。
生き延びるためだ。
「高宮先生に、見て貰いたいモノがあるんです」
「なんでしょう?」
「僕の……イチモツです」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……来なさい」
押し黙っていたかと思えば、急に立ち上がった高宮先生。
身長167の僕より少し高い目線で威圧感がある。
そんな高宮先生は僕の手を引いて、無人のベッドに連れ込むとシャッ、とカーテンを閉めてしまった。
こ、これはどういう……。
「覚悟はいいですか?」
「……え?」
「――飢えたアラサーの前に人参をぶら下げてきたのは稲瀬くん、あなたですからね? これから何が起ころうとも――稲瀬くんが悪いんですよ?」
ふぁっ!?
噂は本当だったってことか!?
「さあ見て欲しいというなら見てあげましょう。うふふ、男子高校生のイチモツ♡ 楽しみですね。じゅるり♡」
そう言って先生が率先して僕のベルトをカチャカチャしてくる。
あぁっ、お婿に行けなくなっちゃう……!
――30分後。
「ふぅ……濃厚で良かったです」
じゅるり、と自分の口元に舌を這わせてそう呟く高宮先生。
【本日のお題:達成】が出たあとも、じゅるじゅるされた僕はもはや抜け殻なのであった……。
――――――――――――
お知らせです……
こちらのお話はこの先の展開を考えた場合に下品になりすぎてお叱りを受けそうな未来しか見えなかったため、自己規制で一旦凍結にさせていただこうと思います……。
ここまで読んでくださった皆さんには大変申し訳ないのですが、何をどう考えても自作の「セ○レが全然割り切ってくれない」以上の変態描写しか思い付かず、ダメだこりゃと思った次第です。
アカウントを大切にしたいので、お許しください。
もうちょっと綺麗なお話で頑張っていきます。
卑猥なデイリーミッションを達成しないと死ぬらしいので奔走します 新原(あらばら) @siratakioisii
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