第3話
将棋を、英語では Japanese chess という。チェスというのも有名と言えば有名なゲームである。「赤と黒」という小説のタイトルは、チェスの隠喩でもあるのは有名。「不思議の国のアリス」も、チェスを模したストーリー構成だそうです。
「千日手」という海外SFがあって、これも宇宙戦争にチェスのルールのことをなぞらえているらしい。なんとなくストーリーも見当がつく。
「王手」を、checkmate と言うそうですが、ニュアンス分からん…で、調べたら、語源はペルシャ語の Shar Mat 「王は途方に暮れた」から来たもの。と、あった。checkとmateの複合語というより、スイートルームのスイートみたいに単発の?単語らしい。日本語でも「詰んだ」とよく言うけど、英語でも同じ意味で、日常的に使うそうです。
網羅的な引用リストを見ると「チェックメイト」というタイトルの小説や漫画だけでも無数に?あるみたいです。音楽やら歌詞のイメージとかにも色々この言葉はわかりやすくて、かっこいいのでか頻用されるらしい。
チェスの”駒”では、文字通りの馬の頭がついているのがあって、印象的だが、これが「ナイト(騎士)」と呼ばれる。(ルールを知らないので、興味ある人は調べてください。)テレビゲームでは、RPGシミュレーションというのがあって、あんまり知らんけど、「ファイヤーエンブレム」というのがチェスとか将棋をグレードアップしたみたいな名作?ゲームで、ビジュアルとかルールとか物語も凝っていて、面白かったです。このゲームだと、本当にナイトというジョブもあり、例えば、最強の魔剣・グラディウスが武器の聖騎士・カミユがラスボスのステージ、なんていう風にすごくロープレ風にグレードアップされたチェス?になっている。
いくら、立体の馬がついていても?普通のチェスが、こういうのに太刀打ちするのは難しくて?で、商売になるようにというので、無数に、意匠や工夫を凝らしたこういう面白いゲームがあり、現代という時代の功罪の「功」の代表がこういうゲームの隆盛、面白くなっていることと、ゲーム肯定派は思います。
「信長の野望」というのは、まあ、エポックメーキングな伝説のゲームですか?ルールやシステムは斬新ですが、下敷きにはやはり将棋やチェスの発想があるのかなとは思う。
将棋もそうですが、つまり、究極の陣取りゲーム、”戦争”がゲームというものの発想の根本にはいつでもあるのだろうか?あらざるを得ないのか?
ボクは、思想やらものの考え方も中途半端で、まだぜんぜん幼児のような人物ですが、ゲームという壺中天、異次元の現実の世界が苦しい現実から逃避するの好都合すぎて、ハマりすぎてひきこもって、で、人間形成にしくじったというケースです。と思う。…
<世の中に絶えてゲームのなかりせば明智小五郎はのどけからまし>
わけわからんけど時間ないのでいったん〆にします。
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