第3話 いつか答え合わせを

 結局この謎は解明されることは無かった。


 実家に帰る度、未だに祖母とこの話題になったりする。


 何故僕がミーコの姿を覚えているのか。何故ミーコの事を知っているのか。いくら考えても分からない。


 ただ、一つ言えるのは、あの猫は間違いなく僕の記憶の中で生きているという事だ。


 猫に愛を捧げる僕の人生で、一番最初に好きになった猫こそが、ミーコだ。


 今でも、鼻と鼻を合わせた時の感触を思い出すことが出来る。


 何時かこの命尽き果てた時に天国に行けるのであれば、もう一度会って全ての答え合わせをしてみたいものだ。




 そんな、僕の記憶の中の不思議な猫のお話でした。

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記憶のミーコ まさまさ @msms0902

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