第3話 いつか答え合わせを
結局この謎は解明されることは無かった。
実家に帰る度、未だに祖母とこの話題になったりする。
何故僕がミーコの姿を覚えているのか。何故ミーコの事を知っているのか。いくら考えても分からない。
ただ、一つ言えるのは、あの猫は間違いなく僕の記憶の中で生きているという事だ。
猫に愛を捧げる僕の人生で、一番最初に好きになった猫こそが、ミーコだ。
今でも、鼻と鼻を合わせた時の感触を思い出すことが出来る。
何時かこの命尽き果てた時に天国に行けるのであれば、もう一度会って全ての答え合わせをしてみたいものだ。
そんな、僕の記憶の中の不思議な猫のお話でした。
記憶のミーコ まさまさ @msms0902
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
猫との暮らしまであとX日/嵯冬真己
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 143話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます