凄く良かったです。昔想像したことと今の現実を比べた時の虚しさが改めて感じられます。夢の国や、お姫様、子どもの頃にキラキラして見えていた言葉たちを改めて綺麗に感じられて好きでした。知りたいと思うのに、知ることは虚しい。夢の中のように暮らしたいのに、そうもいかない。流れ星が今よりもずっと光っていた頃のことを思い出せました。嬉しかったです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(133文字)
何かを知ると、知る前の状態には戻れない。それが、「大人の階段を上る」ということかもしれない。……そんなことを思いました。回想の中で登場する〝真っ白な少女〟は、まるで誰かの想像から飛び出してき…続きを読む
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