魔獣化する少年の過酷な運命が描かれる謎に満ちたダークファンタジー
ある日突然すべてを失ったカディスは、ルピナという美しい女性に助けられる。しかしその後、次々に起こる過酷な運命に巻き込まれることに……!
動くぬいぐるみを連れたアズや、アズの暮らすぬいぐるみ博物館の館長たちとの出会いは、彼の運命を変えてくれるきっかけとなるのか。
タイトルはほのぼのしていますが、内容は全くの真逆で、最後まで驚きと緊張感に満ち満ちたダークファンタジーです。
闇深い魔法、残酷な戦い、隠された真実など、読めば読むほど先が気になるこのお話! ぜひ、あなたも浸ってみてください✨
「ぬいぐるみ博物館」、という言葉の響きから、すごくファンシーな作品をイメージした私。
ええ、見事に裏切られました。
「残酷描写あり」「暴力描写あり」のレーティング表記に、「ダークファンタジー」のタグまでついているのに。
あれです、遊戯王で言ったら「ファーニマル」のファンシーな雰囲気を「デストーイ」でぶっ壊されたみたいな、そんな印象です。
そんな作者からの魔の手は作中でも容赦がなく、主人公はとても惨めでつらい目に遭わされます。
そしてどんどんと血生臭く陰惨な状況に身を置かざるを得なくなっていき……。
常に緊張と疑いの雰囲気を感じながらも、続きが気になってしょうがない、実に読ませる作品です。
さあ、あなたもこの物語に騙されてください。
冒頭からファンタジーな世界観。しかも主人公カディスくん大ピンチΣ(゚Д゚)から始まるのも、はらはらどきどき。そしてピンチを救ってくれた重要人物らしき少年アズくん登場····って、助けてくれたのはまさかのぬいぐるみの方!? と。
第1話から情報量が多く、ふたりの再会から始まるだけでなく、色々と事情がありそう····?
主要人物は、
ある理由で家を失い、現在は薬草採集の仕事をしている少年、カディス。
子供の頃から魔法が使える少年、アズ。
しゃべるし魔力もある?ぬいぐるみのパサラ。
という、組み合わせ。
他にも物語が進むにつれ、増えていきます。
タイトルにある『ぬいぐるみ博物館』という、アズが働いている洋館も不思議な場所。物語の中心っぽい感じでしょうか。魔獣や怪物の存在。魔石病と呼ばれる病の謎。魔術師。
ちょっとダークな感じも良き◎
まだまだ読み始めるハードルは低い方の話数ですので、これから読んでみようなぁという方でも全然大丈夫です!
作者さま独自の世界観を楽しめる素敵な作品ですので、男女問わずファンタジー小説が好きな方はオススメですよ〜✨