第3話 全能から眠る日には

 黒いノートには謎の言語と数式みたいな記号がびっしりと描かれていたが、ところどころ日本語があった。特に最後のページには彼から私への愛の言葉が書いてあった。


 私はベッドに伏して泣いた。

 会えないなんて、そんなのってない。

 それじゃあ、生きてる意味なんてないのに。


 彼に会いたい。会いたいよ。


 私はそのまま眠った。





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2024年12月12日 17:03

No.39 詩小説『最愛の君へ』 空色凪 @Arkasha

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