①-③

「黒髪の男子、お前が犯人だ!」


 黒髪の男子は、眼鏡がずり落ちたままきょとんとしている。


「実は僕幽霊部員でして……美術室がここにあることを今知りました。ところで、部長って誰なんですか?」


 おっと、これはちょっと早計だったかもしれない。


 適当に指をさしてそれっぽいことをいえば白状するかと思ったが、どうやら思い違いのようだった。


 ということは、犯人は――。


「坊主の男子だ」 → ①-①へ

「おかっぱ女子だ」 → ①-②へ

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