28つ目の友情

 「で、やっぱりあの子、お前の彼女だよな?」ニヤニヤしながらそうからかってくる大地。「ち、ちがうよ!そんなわけないじゃん!だって後悔ちゃんは大人だよ!!」慌ててそうまくし立てると、「お!怪しい!あっ、なるほど。まだ、ってことか!」と更にからかわれた。


 「まぁ、相手が死者じゃさすがにムリか。」独り言のようにそう溢した大地。え?今、死者って・・・。「あっ、下半身がほとんど見えなかったからそうかなって。俺の初恋のあの子もそんな風に見えてたから。」と説明をした彼。


 「あっ、彼女ね、加恋かこいちゃんって言うんだけど。すっごくかわいい子で。」と初恋の女の子、加恋ちゃんの紹介を始めた。

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