間話 その頃のゴッちん

「やはりモンスター達が活性化している。

皆さまの懸念が当たってましたか。」


そう言うゴッちんは自分が住む山の異変について調べていた。

モンスターや魔獣など今までこの山に居なかった種類まで増えている。


「このままでは山の生態系が狂ってしまいますね。

さてどうしましょうか?」


考え込んでるいると突如後ろから獣型の魔獣がゴッちんを襲ってきた。


パンッ!


軽いハジケ音がした、音の元はゴッちんを襲った魔獣で上半身が吹き飛んでいた。

魔獣は自分が死んだことに気付いてないのであろう。

何故なら認識する前にすでに攻撃されているからだ。


「また魔獣ですか…。

これはもしかしたら魔怪獣が現れるかもしれませんね。

面倒事になるの前に駆除しときますか。」


この世界のモンスター達にはランクがある。

それは、


モンスター:一般的なゴブリンやオークやオーガといったもので体内に魔石が存在しないのが特徴。

魔法も使わない。

一般的な冒険者でも倒せる。


魔獣:モンスターより強く下級、中級、上級が存在するがモンスターより個体は少ない。

魔石があるのが特徴。

魔法も使ってくる。

上級冒険者が倒せるが上級に関してはレイド(30人規模) じゃないと倒せないほど強い。

ソロではほぼ不可能。


魔怪獣:天災級、天厄級、天壊級と人が倒せる存在ではない。

大きさもバラバラで子供ぐらいの小さい個体から山のように大きい個体も存個体在する。

国をあげての、総力戦必須の魔物である。

魔石もある。

個体もかなり少ないが、出会えばまず助からないし村などはすぐに滅ぼされる。


「魔怪獣が出てくると今の私では正直厳しいかもしれませんね。

1度戻ってレン様かシンヤ様に手伝ってもらえないかお伺いしましょう。

それにロアス坊っちゃまにも会いたいですからね。」


そう言って拠点に戻るゴッちんであったが、ロアスはすでに旅に出て1週間は経ってることを聞くのはもう少し後になるのである


―――――――――――

どうも、作者のG.Gです!

かなり短いですが。

久しぶりのゴッちんです!

旅に出てる時にまわりの魔物退治を、ずっとしてたんですよね笑


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