2章 冒険者編
第1話 テンプレ?
今回短めになります。
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レンとシンヤに見送られ、今まで住んでた山から下山したロアスはあることに気付き途方にくれた。
「どこに向かうかわからない…。」
そう急に旅に行けと言われ、勢いのまま旅に出たがまずどこに向かえばいいかわからなかったからだ。
2人もどこに向かうかは言ってなかった。
「参りましたね…。
取り敢えず歩いて居ますが、この道はどこに行くのだろう?」
ロアスは下山して取り敢えずは整備された道があったので、そこから適当に選んだ方向に歩いていた。
「やる事もないしステホにあるステータス確認でもしようかな。
一般的なステータスってどれぐらいか把握しないとね。
常識知らずって思われちゃうからね!
確かステホに魔力を通して…、おっ光った!
あとはステータスって所をタッチしてっと…。
おぉ!!開いた!!
どれどれ?」
=ステータス=
名前:ロアス
年齢:15歳
職業:魔道士
LV:185
HP:7600/7600
MP:12000/12000
STR:8800
DEX:8500
VIT:7500
AGI:8000
INT:8500
MND:7700
LUK:8600
スキル:基本魔法〔火、水、土、風、空間〕、身体強化〔大〕、魔力回復〔大〕、危機察知、気配探知、心剣、器用〔大〕、暗殺術
==============
「…弱くない?
一般的な冒険者ってこんなに弱いの??
まぁ父様が作ったステータスだから多分これが正解だと思うけど…、こんなに弱いなんて信じられないなぁ……。」
そうため息を吐くが、後にこのステータスでトラブルが起きるとはロアスは夢にも思ってなかった。
ステータス確認を歩きながらやっていたロアスは、比べる人もいないのでこのステータスに不安になりながらも歩いていく。
ーーーーーーーーーー
適当に向かって歩いていると剣戟戦の音が聞こえてきた。
これは戦闘中なのか?
道なりに進むとやはり戦闘していた。
大きな馬車を40名程の盗賊っぽいのが囲って護衛だろうか10名が対処している。
「やっぱりか。
ハァ…邪魔だなぁ…。」
そう言って何でもないように戦闘しているとこらに歩いていくロアス。
やがて戦闘場所に接近してきたら、
「お嬢様を守れー!!!
盗賊などに負けるか!!!」
そう大声で戦闘している騎士達と、
「数で押しちまえ!
大金は目の前だぜーーー!!」
大声で襲ってる盗賊達であった。
ロアスはそれを見て、
「確か父ちゃんがこういうのをテンプレって言うって言ってたっけな?」
特段急いでるわけではなく、呑気に歩いて近づいていく。
そして戦闘場所に、着いた時
「すみませんーー!!
その道の先に行きたいので通りますね!!」
と、まさかのスルーして通り過ごそうとした。
騎士達と盗賊達は、ピタッと戦闘は、止まり声のした方に顔向けるのであった。
「あっ!
ありがとうございます!
戦いまで、止めてもらって!
すぐ通りますね!」
そう言いながら過ぎさろうと歩いていく。
そして理解が追いついてなかった、両方からと馬車から、
「「「ちょっと待て!!!(待ちなさい!!!)」」」
同時に叫ばれるのであった。
「えー?
なんですか??」
心底面倒臭いという、雰囲気を隠さずロアスは振り返った。
__________
どうも作者のG.Gです!
次からロアスの盗賊たちの戦闘やそれに馬車の中の人についてどうなるか?
ロアスの常識ズレが、見えてきます笑
ロアスの本当のステータスはもう少し先までお待ちください。
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朝8時と夜20時の2回投稿してます!
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