クラスメートにVTuberがいることを俺だけが知っている。

第6話 コラボに向けての打ち合わせ

打ち合わせ当日。

今回は体調を崩さなかったので、初めて事務所に来ていた。

「あの～そちらの横田さんに呼ばれた柳屋ですが……」

「柳屋さんですね。少々お待ちください。」

ちなみに横田さんは綾乃のマネージャーの名前だ。

数分ほど待っていたら、横田さんが来て、会議室に案内された。

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「大体こんな感じの進行で、柳屋さんにはここのタイミングで入ってもらおうと思っています。そのあとは、二人でマシュマロっていう匿名質問サイトに送られてきた質問に答えてもらいます。」

「了解です。」

「以上でこちらの話は終わりになりますが、柳屋さんはマイクなどの配信器具をお持

ちでしょうか？」

あー、そういえばあの時はノートPCのほう使って付属マイクでしゃべってたんだっけ。

精々Dis〇ordしか持ってないわ。

「いえ、持ってないですね。買ったほうがいいですか？」

「それなら、今回はうちのスタジオで通話する方式で行こうと思いますので、購入の

必要はないです。まぁ、そのあとも何かしら配信などに参加する機会があるときに購入を検討していただければと思います。」

「あ、じゃあそれで大丈夫です。」

「ではこの辺で打ち合わせを終了してもよろしいでしょうか」

「はい、大丈夫です。」

「では、出口までご案内いたします。」

「ありがとうございます。」

こんな感じで打ち合わせは終了した。

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(綾乃視点)

「なんで柳屋さんが横田さんとここに……！？！？！？」

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7話も読んでくれてありがとうございます。

本日二本目です。

久しぶりに綾乃さんの登場です。