第2話ギタープレイヤーと詐欺師
家に戻ったのは、午前6時ごろだった。昨日は最悪だったなぁ、あんな女、ただのへんたいだよ!つかれたー と、克己は冷蔵庫をあけビールを手に取った。TVを付け、ニュースを見ていた。闇バイトの事件だった。闇バイト、正孝が指示役をやっているのと、全く同じであろう、正孝は他にも、投資詐欺もやっていた。正孝に電話してみた。いまTVで闇バイトの件やってたよ、お前大丈夫だろうな?そう説いたざすと、大丈夫だよ、どうやっても、足が付かないようなシステムだからさ そう言って笑っていた。今日暇か?克己は正孝に聞いた。ああ暇っちゃ暇だな、遊びにこいよ と正孝は言った。じゃこれからそっち行くよ そう克己は言い電話を切った。正孝のマンションは、35階建のマンションだったマンションの入り口の機械に、部屋番号を押して、正孝が、もう着いたか そう言うと、扉がひらいた。マンションの最上階の35階だった。エレベーターが35階に着くと、307号室まで歩いていった。鍵は掛かっていなかった。よう! 正孝は、そう克己に声を掛けた克己は、玄関から中に入ると、正孝は、パンツ一丁で、ソファに座ってた。嫁さんと子供は元気か? そう言うと、正孝は、ああ元気みたいだね、この間、息子の授業参観にいってきたんだ、家の子先生から指名されて、大丈夫かな、と思ったら、ちゃんと問題の答えを言ったんだな、正解だったよ、親馬鹿かも知れないけど、家の子、頭いいんだよね、運動も出来てさ、顔も男前だし、嫁さんがゆうには、女の子に持てるらしいよ そうか、じゃなにも心配することないね ああ今のところはね そう言うと、正孝は、タバコに火を付けた。克己も、ポケットからタバコをだして口に咥えた。なぁお前女いないだろ、今度いい女紹介してやるよ いいよ、俺女要らないからさ そう言って、煙を吐いた。そんな事言うなよ、せっかくだからさ、会うだけでもいいから そうゆって、正孝は、タバコを灰皿に押し付けた。今度の日曜日どう? 別にいいけどさ、どんな子なの? そう克己は聞いてみた。結構清楚で真面目な子だよ!真面目かぁ、じゃ合わないね そう言うと正孝は実際会ってみないと分からないよ!と、また一押し掛けてきた。分かった分かったじゃ今度の日曜日な!そう言って、正孝の家をあとにした。
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