第4話

『オイ、何故逃げようとする?』

木の上を見るとツノが生えた男がいた、魔族だ。男は清潔感があるとはお世辞でもいえないほどに爪は伸び体は汚れていた。

『貴方こそなんで話しかけたの?』

男が木から降りて近づいて来る。

『世間知らずに教えてやろうと思ってな、この森のルールを』

その言葉と同時に男は長い爪をむけてきた。

同じ魔族なのになんで牙向けるかな?ほっといてよ。まぁ爪とか斧で楽勝だけどね!

キーン

‼︎硬った。斧で切れない爪って何食べたら作れるの?

『オレの爪は硬いだろ!貧弱なお嬢ちゃんじゃぁ切れるはずがない』

貧弱、、貧弱なのはどっちよ

『爪ばかり自慢して恥ずかしっないの?』

『それどうゆうことだよ』

『分かんないの?つまり爪しか取り柄の無い可哀想なヤツってこと』

『何だと!小娘が!』

腕を伸ばして襲いかかってきた。

『ラッキー』

私の経験から推測すると一部分を自慢するほど哀れで弱いヤツはいないし爪意外は硬くないから普通に切れる‼︎てことで腕を伸ばした今がチャンスってことだよ!斧を振る

『ァガァグ』

『切れた!』

トドメを刺さなくちゃ

斧を振り上げる

『小娘が、、』

『バイバイ』

グサ

『ウワッ!キッタネ!』

服に血ついたしそれに最後の言葉が小娘が、、だって人生しょうもなすぎでしょ笑

‼︎こんなところに池あったしヤッター血流そ




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る