第5話

池前にしゃがむと見たことのない顔が映っていた。

『誰?』

思わず声が出てしまった。小娘って言われた意味が分かった気がする…別にショックではないよ!?ショックではないけど何かネ?うん、大丈夫、ダイジョウブ何年か経ったらまた元通りになるしネ!

『動くな』

今度は何?気配が一つもしなかった。魔族?人間?向けられてるのが剣だから人間かな?

『汚い魔族を殺したのはお前だな?』

『ヌーザンそんな怖い言い方したら可哀想ですよ?』

ヌーザン?私を殺した?え、?どうゆう事?もしかして私また殺される?どう答えたらいいの?落ち着いて大丈夫多分

『さっさと答えろ』

『そうよ私が殺した』

『そうか…ついてこい』

返し方間違えた?取り敢えず殺されないためについて行くけど、沈黙キツイ

『待って‼︎名前は?』

何聞いてるの私名前以外にも聞くことがあるでしょ!

『ヌーザン、ヌーザン・ロード』

『僕はジーニヤス・サファリング』

『魔族は?』

『魔族は基本名前を持たないのだから好きに呼んで』

『トゥルペはどうかな?』

『可愛い響き…』

『決まりだねよろしくトゥルペ』

待ってヨロシク?どうなるの私



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