14歳ーリリエット警護任務編 第15話 武装準備と傭兵団登録
「……朝、か」
チュンチュンと小鳥の囀る声に、目を覚ます。
上体を起こすとそこは、スラム西区にある孤児たちのアジトだった。
廃墟の四階に当たるフロアで、皆、布を敷いて眠りに就いている。
昨日は皆で盗賊団討滅祝賀会&『烏の爪』結成祝いに夜遅くまで宴を行っていたからな。
初陣で盗賊団を倒したこともあり、全員、疲れているのだろう。
俺は彼らを起こさないようにそっと毛布を剥がして起き上がると、フロアから吹き抜けとなっているベランダへと出た。
外の景色には廃墟が建ち並ぶアンバーランドのスラム街の風景と、奥に、階段状になった町の姿が見える。
アンバーランドは円形の都市の中に、階段状になった町が形成されている。
領都入り口の橋の下……都市の堀の下にある最下層がここ、スラム街。
入り口から入ってすぐの都市が中層・商店街通り。
そして中央にあるこの街の一番上層部にある都市が、上層・貴族街となっている。
ここからてっぺんに見えるあの上層部の町に……領主ブランシェット家の屋敷があるのだろう。
俺がじっと上層の町を見つめていた、その時。突如、頭上から声を掛けられた。
「朝早いんだな、軍師殿」
声が聞こえてきた頭上を見上げて見ると、そこには、屋根の上に座っているルーカスの姿があった。
俺は笑みを浮かべ、ルーカスに声を返す。
「おはよう。お前こそ朝早いんだな、ルーカス」
「癖さ。俺が昔所属していたサーカスは旅一座でね。朝早く起きないと、よく座長に怒られたんだ。旅一座にとって朝は他の町に移動する時間だからな」
「そうだったのか。なぁ、ルーカス、どうしてお前は孤児になったんだ? いや……お前に関しては割と疑問に思うことが多いな。お前は昨日、孤児たちの中で唯一、人を殺すことに忌避感を覚えていない様子だった。その姿を見て、少々、不思議に思った」
「フッ、俺のことをよく見ているな、軍師殿。やっぱりお前は他の奴らとは少し違うようだ。昨日言っていた国盗りの件といい、お前は本当に面白い奴だ。いいぜ、話してやるよ。とはいっても、つまらねー話だけどな」
そう言って小さく息を吐いた後、ルーカスは続けて口を開いた。
「俺には妹がいてな。俺たち兄妹は旅一座の曲芸師だった。両親が死んで叔父の座長に引き取られて以降、サーカスの団員としてそれなりの暮らしを送っていた。だけどサーカスは『鳶』とかいう盗賊団に襲われ消滅。俺と妹は奴隷として捕まっちまった。だけど俺は奴らと交渉したんだ。金貨3000枚を稼ぐことができたら……妹を開放しろってな」
「……」
「金を稼ぐためなら何だってやったさ。当然、殺しもな。アンバーランドで『斬り裂き魔』と噂されることも少なくなかった。そうこうして金を稼いで、半年前に、ようやく2500枚の金貨を集めることができた。それを報告したら、ゲイリーの奴、なんて言ったと思う? 妹は何処かに売っちまったって言ったんだ」
なるほど。だから昨日、ルーカスは盗賊たちを殺すことに一切の躊躇をしなかったということか。
ゲイリーを殺した時に少し感情を見せていたのは、そういった背景があったからかもしれない。
「その後、ゲイリーに金を取られた俺は、奴らを殺す計画を立てた。三か月前、そんな時に、ルキナ、モニカ、ガウェインの三人が俺の前に現れた。ルキナはこのアジトを寄越せって言ってきやがったが、当然断った。だけど俺はルキナに敗北してアジトを引き渡すことになっちまった。けれど、これはチャンスだと思った。孤児たちを集めれば、奴らを倒すチャンスが産まれるんじゃねぇかって、そう思ったからだ」
そう言ってやれやれと肩を竦めると、ルーカスは続けて口を開く。
「続いてジェイク、マリーゴールド、アビゲイルが仲間になったが……あいつらは技量はあってもただのガキだった。まとまって動くこともできない烏合の衆。これじゃあ盗賊団に勝つことはできねぇって悟ったぜ。俺もリーダーって柄じゃねぇ。ほとほと困っていた時にやってきたのが―――」
「俺、ということか」
「その通り。お前はルキナをぶっ飛ばし、孤児たちの心を動かすカリスマ性を見せた。ピンときたぜ。お前だったらこのクソみてぇな現実を変えてくれるんじゃねぇかってよ」
そう言ってルーカスは俺に向けて、一つの袋を投げてきた。
その袋を受け取り、中身を確認してみると、そこには……大量の金貨が入っていた。
「やるよ。ゲイリーを殺した際に奴から奪っておいた金だ。ざっと5000枚くらいはある。今後の活動資金のために使え」
「いいのか? お前の奪われた2500枚も含まれているのだろう?」
「構わねぇよ。どうせもう、妹は見つかりっこねぇ。アグランテ家が国を支配しているこのご時世だ。下手したら死んでいる可能性もある」
「……そうだな。俺も大事な人を目の前で失った。この残酷な世界の中で、お前に希望を持てだなんて、無責任なことは絶対に言えない。だが、俺の創る『烏の爪』は、弱者を救うための集団だ。お前の妹の情報があったら、即座に助けに行くつもりだ」
「容赦がねぇのかお人好しなのか、分からねぇ奴だな、お前は。俺なんかよりも、お前が一番よく分かんねぇ奴だよ、レイス。お前は何故、そこまでアグランテ家を恨んでいる? 過去に何があった?」
「お前の情報を聞き出した後で悪いが、答える気はない。俺はただ『烏の爪』を使い、国盗りを行うだけだ」
「そうかよ。まっ、別にいいぜ。復讐の手助けをしてもらったんだ、この恩には報いてやるさ。諜報、暗殺なり、俺を好きに使え。お前の手と足となり、闇の中で動いてやるよ。それが……妹のような被害者が出ない、新しい世界への足掛かりになるんだろう?」
「あぁ、勿論だ。お前の力、存分に期待しているぞ、ルーカス」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
午前八時。俺は起床した孤児たち全員を前に並ばせて、声を掛けた。
「さて。さっそく今日から傭兵団詰所にいって、傭兵団登録をし、『烏の爪』として君たちには活動してもらうわけだが――」
俺は、目の前に並んでいる七人の服装を見る。
全員、小汚い安物の布の服を着用していた。
これではまだ傭兵団というよりも、窃盗団にしか見えないな。
せっかくルーカスから金貨を貰ったことだし、彼らにそれなりの装備を身に着けさせてやるか。
「傭兵団詰所に行く前に、装備を整えるぞ。皆、ついて来い」
俺はそう言って孤児たち七人を引き連れ、中層・商店街通りへと向かった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「盗賊団が壊滅したらしいぞ?」
「今朝見たらアジトが燃え焦げていたとか……いったい誰が……」
「なにはともあれ、これで街は平和になったぞ! 他の町との流通もスームズになる!!」
商店街通りを八人で歩いていると、町のあちこちからは、盗賊団の話が聞こえてきた。
だが、噂されているのは、盗賊団だけではないようだ。
「何、あの集団……スラムの孤児たちが何でこんなところに……?」
「下層の人間が中層に出て来ないで欲しいわね、まったく……」
その時。ヒソヒソと、こちらを見て噂話をする婦人たちの姿が目に入ってきた。
その光景を見てルキナが何か言いそうになったが、俺は彼女の腕を引っ張り、引き留める。
「放っておけ。好きに言わせておけば良い」
「でも……! アタシら、盗賊団を倒したってのに、あいつら……!」
「俺たちが傭兵団としてもっと活躍していけば、直に奴らも己の間違いに気付いていくだろう。俺たちが戦うのは悪だ。民は放っておけ」
俺の言葉に、ルキナはしぶしぶといった様子で従った。
そんな彼女を見て、ガウェインとモニカが驚いた様子を見せる。
「驚いたな。ルキナが素直に大将の言うことを聞くなんて」
「そうですね。ルキナ、いつの間にレイス殿にそんなに従順になったのですか?」
「じゅ、従順になったわけじゃない!! アタシはただレイスに手を貸してやってるだけだ!! ……何だお前ら、その気持ちの悪い笑顔は」
「いいや? 俺たち以外にも心を許せる存在ができて良かったなと思っただけだ」
「ええ、そうです。良かったですね、ルキナ」
「お、お前ら~~!!」
怒るルキナと、それをあやすガウェインとモニカ。
そんな彼らを横目に歩いていると、目的地である服屋に辿り着く。
「まずは、服を新調する。その次は、武器と防具だ。いくぞ」
「はい!!」
元気よく返事をするモニカに頷き、俺は七人の孤児と共に、服屋へと入った。
数分後。俺たち七人は服屋と武器屋、防具屋を回り、身だしなみを整えた。
俺は右目に眼帯をし、長くなった後ろ髪を紐でまとめ、貴族然とした衣装を身に纏い、腰には剣を装備した。
念のため、正体を隠すための仮面も買っておいた。
そんな店の前に立つ俺を見て、ルキナは腰に手を当て呆れたため息を吐いた。
「その仮面……買う意味あるのか? 顔面真っ白で笑みを浮かべた仮面って……何かそれ、不気味だぞ?」
「デザインはどうでもいい。顔を隠すことができれば上出来だ。それよりも……ルキナ、髪をまとめたんだな?」
「!! ど、どうだよ? お前に昨日、少しは女らしくしろって馬鹿にされたからな。ムカついたから髪をポニーテールにしてみたんだ」
そう言って彼女は頬を赤くし、前髪をいじった。
ルキナは鉄の胸当てと腰に剣を装備し、髪をゴムでまとめてポニーテールにした様子だった。
いや……ポニーテールというよりは、後ろでまとめた髪が癖毛で爆発しているように見えるな。
なかなかワイルドな見た目だったが、流石は元騎士階級の人間か。
その出で立ちは、女剣士として様になっていた。
「オレの方も着替え終わったぜ、大将」
「私も終わりました、レイス殿」
次に店から出てきたのはガウェインとモニカだ。
ガウェインは髪をオールバックにすると、背中にマントと斧を装備し、鎧を着込んでいた。
モニカは長い金髪の髪をストレートロングで伸ばし、女性用の鎧を着込み、槍を手に持っていた。
二人とも騎士といっても過言ではないくらい、似合っていた。
「お待たせー!!」
「新しい服に着替えてきたよ!」
「お、お待たせ……しました……」
次に来たのはマリゴールドとジェイク、アビゲイルだった。
マリーゴールドは変わらず朱色の外ハネミディアムヘアーに、首元にオレンジ色のバンダナを巻き、鉄製の胸当て、手袋とブーツ、背中には矢筒と弓が装備してあった。とても動きやすそうな恰好だ。
ジェイクは重装備の鎧を着込み、背中に大盾と戦槌を装備している。
防御に特化した重い装備だ。
最後にアビゲイルは、魔女の帽子を被り、杖を手に持ち……何故か胸元を露出した魔女のローブを身に付けていた。
アビゲイルのその恰好にガウェインがほほうと鼻の下を伸ばすと、アビゲイルは自分の胸を腕で隠し、顔を真っ赤にさせた。
「こ、これは、違うんです! もっと地味なローブもあったんですけど、マ、マリーちゃんがこっちの方が良いって言って聞かなくて……!」
「えー? だってお店の人、こっちの方が対魔法防御能力が高くなるって言ってたよー? 露出が多くなって防御力が上がるのは本当よく分かんないけど……似合ってるし別に良いんじゃない? アビゲイルはたまには派手な格好した方が良いって。ものは良いんだし」
「に、似合ってなんか、似合ってなんか…………あ、あの、レイスさん……私、この格好、似合ってますか? 大丈夫ですか? 変じゃないですか……?」
俺に詰め寄ると、何故かそう確認してくるアビゲイル。
俺はそんな彼女の様子に何処か戸惑いながらも、コクリと頷きを返した。
「あ、あぁ。悪くないと思うぞ?」
「本当ですか!? だったらこれを着ます!!」
ぱぁぁっと顔を輝かせるアビゲイル。
その時。背後からガウェインに、背中を肘で突かれた。
「おい、大将、どうなってんだ!? 何で昨日来たばっかの新参者のお前が、一番女にモテてんだよ!? 普通、相談しにくるのならオレだろうが!! アビーちゃんとは三か月の付き合いよ、オレ!?」
「いや、そんなことを俺に言うな、ガウェイン」
「そうですよ、ガウェイン。貴方は女性と見るや否や、鼻の下を伸ばしているからいけないのです」
「モニカまで!? お、おい、モニカ!! お前はどうなんだ!? オレとこの眼帯陰気男、どっちと付き合いたいと思う? どっちが男としての魅力があると思う!?」
「断然、レイス殿ですね。誰が女好きの年中発情期男とお付き合いしたいと思いますか」
「が、がーん……オレ、顔は良いと思うんだけどなぁ……ぐすぐすっ。こうなったら、大将、ジェイク! 今からこの金で盛り場に繰り出すぞ!! オレに彼女ができるまでナンパ大作戦決行だ!!」
「な、何でオイラとレイスも巻き込まれるのさ!? 嫌だよ!?」
ガウェインの暴走に引き攣った笑みを浮かべていると……背後から声を掛けられた。
「相変わらずの馬鹿どもだぜ。おい、レイス。俺も着替え終わったぞ」
「ルーカスか。……ん?」
ルーカスの装備は、先ほどと殆ど変わっていなかった。
薄紫色のマントにフード。フードの中からは、銀髪の髪が見え隠れしている。
俺は傍までやってきたルーカスに、思わず首を傾げてしまった。
「ルーカス、お前……ちゃんと装備を整えてきたのか?」
「俺は
そう言ってマントを開いて、ベルトに差してあるナイフと新しい衣服を見せるルーカス。
俺はそんな彼に頷き、開口した。
「確かに胸当てなどを装備するよりは速さを重視した方が得策か。お前はそれでいい、ルーカス」
「認めてくれてありがとよ、軍師殿。それにしてもお前……その手に持ってる仮面は……いったい何だ?」
「あぁ、これか? 時には正体を隠して動くこともあると思ってな。ふむ、付けて見よう。どうだ? 似合っているか?」
真っ白で笑みを模した穴が空いている不気味な仮面を身に付けてみせると、ルーカス含めて孤児たちは微妙な反応をみせた。
「……正気か、お前」
「アタシが言った通りだろ? やっぱりその仮面は変だぞ、レイス」
「この変な仮面男よりもオレはモテないのか……しくしく……」
「……人様の趣味ですので、ノーコメントで」
「う、うーんと、まぁ、中身がイケメンだから良いんじゃないかなー」
「オイラはファッションセンスは良く分からないけど、どうなんだろ? うーん」
六人の仲間たちが微妙な反応をする中。
唯一、良い反応を見せてくれる神がいた。
「わ、私は、すごくいいと思います! かっこいいです、レイスさん!」
俺はアビゲイルに近付き、彼女の肩をがっしりと掴んだ。
するとアビゲイルは茹でタコのように顔を真っ赤にさせた。
「レ、レレレレ……レイスさん!?」
「アビゲイル。俺には、君だけのようだ」
「プ、ププププ、プロポーズですかぁ!?!?!?」
きゅーっと変な鳴き声を上げると、アビゲイルはその場に倒れ伏すのだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その後、俺たち八人はそのまま、傭兵団の詰所へと訪れた。
基本的に王都と領都には、冒険者ギルドと傭兵団詰所が置かれている。
冒険者は魔物を討伐する者たちであり、傭兵団は盗賊や犯罪者を狩り、貴族の護衛などをする仕事だ。
俺はいずれ傭兵団ではなく、国と戦う騎士団を作りたいと思っている。
だが今現在においては王国と戦うには戦力も少なく、金も武器も人員も足りていない。
そのため、知名度と金銭を稼ぐために手っ取り早いと考えたのが、傭兵団だ。
傭兵団として国のトラブルを解決し、知名度を稼ぎ、仲間を増やす。
傭兵団は冒険者よりも貴族と密接に関わることが多い。
そのため、反アグランテ家の貴族を探し出し、味方に付けることももしかしたらできるかもしれない。
俺は七人の配下を引き連れ、傭兵団詰所の中を堂々と歩いていく。
詰所の中は幼い頃に訪れた冒険者ギルドと同様、酒場と併設されており、傭兵たちが朝から酒を飲んで騒いでいる姿があった。
そんな彼らは俺たちの姿を見て、奇異な視線を向けてくる。
「おい、なんだ、あれ……ガキか?」
「もしかして傭兵団になるつもりなのか、あのガキども」
その奇異な視線に、ガウェインは悪態をつく。
「ったく、珍獣みたいな顔して見やがって。俺たちはお前たちが討伐できなかった『鳶』を討伐したんだぞ?」
「止せ、ガウェイン。ここは穏便にいくぞ」
俺はガウェインを宥めると、カウンターの前に立つ。
するとカウンター奥に居る受付の女性……いや、男性? 筋骨隆々三つ編みの受付嬢が、俺たちの前に姿を現した。
「あら、こんにちわ。今日は何の御用で? 依頼かしら?」
「いいや、傭兵団として登録を願いたい」
そう口にした瞬間、背後で酒を飲んでいた傭兵たちは一斉に笑い声を上げ始めた。
「ガッハッハッハッ! ここはガキが来る場所じゃねーよ!」
「さっさと家に帰んな、クソガキども!」
嘲笑の声を溢す傭兵たち。俺はそんな彼らを無視して、受付嬢に声を掛ける。
「団長は俺、レイスだ。団員は後ろにいる七名。チーム名は『烏の爪』。登録を願い出てもよろしいか?」
「ふーん? 周囲から馬鹿にされているこの状況でも狼狽えない、か……結構肝がすわってるのねぇ、貴方。傭兵は危険を伴う仕事よ? 子供ができるものではないわ」
「無論、理解している。俺たちは、命を賭ける覚悟もできている」
その言葉に筋骨隆々の受付嬢は、チラリと、背後に視線を向ける。
肩越しに視線を向けると、俺の後ろには、緊張した面持ちを浮かべながらもまっすぐと前を見つめる仲間たちの姿があった。
その光景を見て、受付嬢は笑みを浮かべ、机の引き出しから一枚の紙を取り出した。
「分かったわ。貴方たち『烏の爪』』をアンバーランドの傭兵団として認めてあげる」
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