番外編 属性検査官 黒神アンドロス

オレの名前はアンドロス。神になってから約100000年が経過している最古参の神だ。


なぜ最古参の神であるオレが属性検査官をしているのかというと単純に暇だったからだ。


属性検査はいい! 神になりたての白神達が己の身にどの属性が宿っているかを知り、そしてこれからどう活かしていくか。この試行錯誤をしている姿がたまらないのだ。


そうして白神達が努力して出した成果を我々黒神が正当に評価をし、序列を上げるかどうか決める。


これがたまらなく楽しいのだ。


さて、今日も属性検査官として白神達の様子を見ていくか。


お、早速1人来たな。


よぉし、今日もどんどん調べていくか!




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今日は結果的に4柱が来た。


いやぁ今日は濃い一日だった。なんていったって、強力な属性が三連続来た後に無属性が来たもんだからな。


特に最後の無属性の白神の若造が来たときは驚いた。なんたって創造神様と似た気配を感じたからな。あの若造は無属性になったことに絶望していたように感じるが…まぁそれは本人の努力次第だろう。


無属性は神々の6属性には入らない失われた属性。本来なら無属性は聖属性、闇属性、重属性よりも強力だが…それにいつ若造が気付くのか楽しみだな!!


最後に選別として渡した品は天界の裏側に行く神器…もしかしたらあの方に会えるかもしれんな!


やはりこれからの時代を造る者たちを見るのはたまらない!

創造神様よ、オレを創ってくれたこと感謝するぞ!


さぁ!明日はどんな白神が来るのか楽しみである!




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怠惰を極める

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