第16話

 八月二十八日、日曜日。僕たちは夕方になると家の前で待ち合せて、二人揃って神社へ向かった。道を行く人々は皆浴衣や甚平を着て隣の誰かと笑い合っていたり、スマホを片手に誰かを待っているようだった。僕たちはそんな人波に逆らっていつもの神社へ向かっていた。祭りの会場に背を向けて歩いているのは僕たちだけで、疎外感に香り程度の優越感を混ぜたような、そんな肩身の狭さを感じた。段々と人気がなくなっていく坂道を、僕たちは黙ったまま歩いた。暮れ行く景色には祭りの浮ついた雰囲気が漂っていた。


 そうして、石段の頂上に僕たちは腰を下ろした。特に何か言葉を交わすわけでもなく、いつもと同じ場所で蝉の声に耳を傾けていた。


 夕方の今は、昼間より蝉の声に張りがないように感じた。蝉でも疲労は溜まるのか、日が暮れていくうちに一匹ずつ息絶えていくのか。声高に命を主張している日中とは違って、夕焼けの中で聴く蝉の声は少し切ないものだった。


 僕の右隣で、ヒナは賑わう夜祭の灯りを羨ましそうにじっと眺めていた。自分には縁遠い場所だと割りきりながらも、完全に諦めきれていないような、そんな寂しげな横顔だった。


 僕たちの今日の予定は、この場所から花火を見ることだけだった。屋台も見てみようと提案したのだけれど、花火だけで満足だと彼女に断られた。その柔らかな笑みの下に固い意思があることを察して、あまりしつこくは誘わなかった。


 自分が楽しめない屋台にはあまり興味がないのか、と勝手に納得していたけれど、今の彼女の表情を見るとどうもそうは思えなかった。


「……浴衣姿のヒナ、見てみたかったな」


 いつもどおり買ったサイダーが結露して水滴がつき始めた頃、ヒナにも聞こえるようなわざとらしい声量で僕はぼやくように呟いた。口にしたところでなんの生産性もない独り言を耳にした彼女は、夕景から目を離して首を傾げながら自信がなさそうに笑った。


「んー……似合うかな?」


「似合うよ、きっと。僕が保証する」


「そうかな」


「……まあ、僕なんかに保証されても仕方ないだろうけど」


「あはは、それもそうかも」


 ぼんやりと、ありもしない幻想の中の夏祭りを思い描く。


 濃藍色の生地に真っ赤な金魚が泳いでいる浴衣なんかも似合いそうだ。髪を後ろでまとめたうなじを見てしまって、どこか大人っぽい雰囲気のまま笑顔だけは普段どおりの彼女にたじろいでしまうのが容易に想像できてしまう。淡いピンクのパステルカラーに縹色の朝顔を咲かせた浴衣でもいいかもしれない。柔らかな彼女の笑顔の魅力が倍増すること間違いなしだ。どんな姿でもいいから、いつもと違う彼女を一度くらい拝んでみたくて、彼女が生きていたらきっと叶えられた未来を僕はただ惜しんでいた。


 そんな僕の隣で笑みを零しながら、些細な悪戯の種を明かす子供のようにヒナが言った。


「……今、柊汰ならきっと似合うって言ってくれるんだろうなってわかってて訊いたんだよ。めんどくさいね、私」


 してやったり、とでも言いたげに冗談めかして彼女が笑う。くすぐり合うみたいな雰囲気に耐えられず、誤魔化すようにサイダーを飲んだ。遠くで滲む屋台の灯りを瞳に映しながら彼女が静かに呟く。


「でも、そっか。似合うって言ってくれるなら着てみたかったかも」


 そして、次々と浮かぶ展望を指折り数えるように、彼女は祭りの風物詩を口にしていった。


「他にも、一緒に屋台回りたかったし、かき氷とかも一口分けてもらいたかったし、金魚すくいもやりたかった。もっとちゃんとお祭りの雰囲気味わいたかったし、あと……あと」


 思いを馳せている最中、言葉に迷うような間があって、それまで楽しげだった顔がわかりやすく明るさを失くす。まるで僕に表情を悟らせないように一度俯いた彼女は、再び顔を上げて綺麗な瞳でまっすぐ僕を見た。


「何回も夏祭りに行けるくらい、ちゃんと生きて柊汰と一緒にいたかったな」


 か細く震える声で彼女は言った。痛々しいくらい普通を装おうとしていて、涙は流れていなかったけれども彼女は確かに泣いているのだと思った。夢よりもっと儚い、ほんの小さな願いで、彼女はどこまでも胸を痛めていた。


 そんな彼女を見た瞬間、僕は自然に口を開いていた。きっと僕がこの世で一番嫌なのは僕自身に訪れる艱難辛苦なんかじゃなくてヒナが悲しむことなんだろうな、と理解した。彼女と出会ったときから、ずっとその笑顔が綺麗だと思っていた。その眩しさに憧れていた。ずっと僕は惹かれていたんだ。彼女には、ずっと笑っていてほしい。僕の中に、人生で唯一の無垢な祈りがあった。


「今からでも遅くないよ」


 僕の言葉に、ヒナがゆっくりと顔を上げる。不安そうな彼女に僕は笑いかけた。


「かき氷は分けられないけど、屋台は見て回れる。お化け屋敷なんかも楽しめるかもしれないし、あと……そう、僕はヒナのいつもの制服も好きだから、浴衣かどうかなんて些細なことだ」


 言いたいことなんて何もまとまっていなかった。悲しむ必要なんてどこにもないのだと彼女に教えられたならそれでよかった。


「それに僕は、これからの人生のどんな瞬間より、ヒナといる今が大切だよ」


 一切の惜しみなく、感情の全部を言葉に乗せてヒナに伝えた。自然と僕は笑っていた。一斉に去来する感情の処理に困っているかのように彼女は間の抜けた顔をしていて、そんな表情すら僕の胸を打った。


「ほら、行こう」


 立ち上がって階段を少し降りて、戸惑う彼女に手を伸ばす。神社から出るのを躊躇するようなその手を引いて、もうすぐそこまで夜が来ている夕空の下を、僕たちは一段一段踏み締めながら降りていった。


◇◇◇◇◇


 もうすぐ花火が上がる時間だからか多くの人は陣取った席で花火を待っているようで、川沿いから離れた位置の屋台はヒナが問題なく歩けるほどに空いていた。屋台の人と浴衣を着た客のやり取り、肉の焼ける音、大当たりを知らせるベルの音、どこからか響く祭囃子。人が捌けているとはいえ、周囲は十分賑やかだった。香ばしいソースの匂いを漂わせる焼きそばの屋台の側を通ると煙が目に染みた。花火の気配に誘われるように川を目指す人の波を遡って、僕とヒナは立ち並ぶ提灯に沿って歩いていた。突然思い立った僕にここまで連れてこられた彼女は、自分がここにいていいのかわからない、といった面持ちできょろきょろと忙しなく辺りを見回していた。


 そうしてしばらく、ようやくお目当ての出店を見つけた。屋台で座る男性に声をかけて小銭を渡す。引き換えに僕は三発のコルクと安っぽいコルク銃を手に入れた。射的の屋台でいきなり足を止めた僕にヒナは困惑していた。そんな彼女に、どの景品が欲しいか僕は尋ねた。


「え、私? 私は……あのアヒルの玩具、とかかな?」


 ヒナが指差す先には、どこか憎たらしい顔をした黄色いアヒルの玩具があった。そのセンスに笑ってしまいそうになったのを堪えながら頷きを返して、彼女の所望どおりアヒルの玩具を狙ってコルク銃を構える。一際集中して撃ったというのに、コルクは的を外れて、外れて、また外れて。何も言えず立ち尽くす僕に、あまりの呆気なさに笑えばいいのか落胆すればいいのかわからないといった様子で彼女は僕を見ていた。


「いや……惜しかったんだけどね」


 そんなことを言いながら、屋台を離れて見守っていた彼女の隣へ戻る。


「三発とも外してたのに?」


 揶揄うように、あまりの情けなさに呆れながらヒナが言う。


「……紙一重だったね」


 そんな言葉を交わして、やり取りのくだらなさに二人して笑うしかなかった。


 それから、次はどんな屋台に行こうか相談しようとしたとき、それ以上僕を喋らせないように彼女が言った。


「ね、ねえ。周りの人達に見られてるけど、いいの?」


 慮るような彼女の視線の先を辿って振り向くと、僕は少しばかり注目を集めていた。射的の屋台にいた男性も僕を目で追っていたようだし、行き来する人からも小馬鹿にした視線や冷笑が注がれていた。まあ仕方のないことか、と僕は思った。傍から見た僕は、虚空に向かって独り言を言い続けている頭のおかしな人なんだから。


 その至極当然の反応を、僕は不快だとは思わなかった。僕が誰かに馬鹿にされる分、それは僕が持てる全部をヒナに費やしているようでなんだか気分がよかった。


「いいんだよ。どうせ誰も僕たちのことなんて覚えてないさ。花火のおかげで明日には忘れてるよ」


「そう、だったらいいんだけど……」


 口ではそう言ったものの彼女はまだどこか迷っているようだったから、僕は密かに手の中で隠し持っていたものを見せた。


「それより、はいこれ。残念賞だけど」


「……消しゴム、だね」


 僕の手のひらにある黄色い消しゴムを見て、ヒナは変哲のない感想を零す。僕の意図が掴めず不思議がる彼女に、至って真剣な表情をしながら僕は言った。


「同じ黄色ってことで、あのアヒルの代わりにならないかな」


 何を言っているんだこいつは、という心の声が聞こえそうなくらい、彼女は駄目人間を見るような顔をした。当然こんなくだらない言葉で言いくるめられるはずもなく、返ってきた無言の眼差しに僕が弁明しようとしたとき、訝しげな表情を解いたヒナは呆れを含みながらも花が咲くように笑った。


「おかしなこと言ってないで、次のお店探しに行こ。……楽しませてくれるんでしょ?」


 そう言って、心を躍らせるように彼女は歩き出す。その瞳に夏祭りへの期待を詰め込んで僕を見る。


「……うん。もちろんだ」


 屋台の店員に消しゴムを返してから、僕もその後を追う。僕に向けられる奇異の目は全部無視して、痛快に世界から逃げ去るように僕とヒナはその場を後にした。


 それから、お化け屋敷に行って本物の幽霊と一緒に偽物の幽霊に驚いてみたり、濡れて破れた網越しに彼女の笑顔を覗いてみたり、かき氷の値段についてくだらない議論を交わしたり。僕たちは、そんな夏祭りの楽しみ方をした。きっとこれが僕たちの正解なんだと、そう信じて疑わなかった。


◇◇◇◇◇


 僕たちが屋台を満喫し終える頃にはもうすっかり日が暮れていて、すぐそこを覆っている夜は提灯や人の賑わいで温かく払われていた。大方の出店を制覇して手持ち無沙汰になっていた僕たちを導くように、花火の打ち上げ開始の会場アナウンスが流れた。当然ながら僕たちは座席なんて取っていなかったから、当初の予定どおり神社で花火を見るため、かなりの急ぎ足で踵を返した。競い合うように二段飛ばしで登って、ほぼ同時に頂上に辿り着く。


 いつものように並んで腰掛けて遠くの屋台の灯りを眺める。先程までずっと猥雑とした人混みの中にいたからか、この場所がとても静かに感じた。薄らと屋台の喧騒や賑わいが聞こえてくるばかりで、鈴虫の鳴く声と少しの葉擦れの音しかしない。けれど、寂しさは少しもなかった。僕たちが座る階段に提灯などはなかったから、薄暗闇の中ではヒナの表情がわからなかった。この瞬間に存在していることを密かに喜んでいるような、そんな息遣いだけが聞こえていた。


 全力で階段を登ったことにより肩で息をしていた僕は、体勢を楽にするように両手を後ろについた。夜闇に目が少し慣れたのか、僕が置いた右手のすぐ隣にヒナの左手が置かれているのが見えた。自分の手をずらそうかとも思ったけど、そこまで過剰に意識するのも馬鹿らしくなってやめた。


 僕たちは、言葉を交わさないまま夜空を見て花火を待った。立ち並ぶ提灯の灯りに包まれて、祭囃子の中で隣にいる相手と話しながら花火を待っている、そんな普通の人達とは何もかも違っていた。揺れる灯りもないし、賑やかな祭囃子も碌に聞こえないし、ずっと無言のままだ。ただ、心だけを共有してヒナと花火を待っていた。それが何より自然で心地よかった。唯一の心残りがあるとすれば、今のヒナの表情がよく見えないことくらいだろうか。せめて手持ち花火くらいの灯りでもあれば、きっと綺麗な横顔が見られたのに。


 誰にでもなくそう内心でぼやいたときだった。


 遠くで、か細く甲高い音が鳴った。同時に、光の玉が頼りなく打ち上がる。思わず呼吸すら忘れた。


 尾を引いて夜空を昇るその僅かな間さえ、期待で胸が詰まりそうだった。ほんの僅かな間だけ夜を照らすそれを目蓋に焼きつけようと、ただ待っていた。隣で息を吞む音が聞こえた。それを最後に、僕らを除け者にする楽しげな賑わいも鈴虫の声も、全ての音がざあっと引いていく。


 無音の世界で、一つの花火が上がった。橙色をしたその花火は、どこまでも鮮やかに僕たちを照らした。それはとても優しい光で、その温かさに隣から吐息が漏れた。数瞬の間だけ見えるその花火の綺麗な形を、きっと僕は何年も忘れられないのだろうなと思った。役目を終えたように、花火が落下しながら夜に溶けていく。胸の中の、心の一番奥のほうが優しく締めつけられるような、疼痛に似た寂しさが脳裏に焼きつく。限りなく柔らかく心を刺す切なさがあって、それでもその儚さにどうしようもなく惹きつけられるから、せめて見逃さないように夜空を一心に見つめていた。


 完全に花火が消えてまた静かな夜に戻ったとき、ヒナが小さく呟いた。


「綺麗だね」


 彼女は、少し寂しそうにそれだけ言った。


「うん。……綺麗だ」


 綺麗という言葉がするりと口を衝いて出た。それが紛れもない本心の証であるように思えて、僕はなんだか嬉しかった。自然とそう思える景色を彼女と並んで見られることが、たまらなく幸せだった。


 再び甲高い音がして、今度はいくつもの花火が同時に上がる。花火が夜を埋め尽くすのはどれほど綺麗なのだろうか、と怖いくらいの期待に胸を膨らませながら飛んでいく花火を目で追っていた。


 そして、世界が彩られた。色とりどりの花火が夜空を片端から鮮やかに染め上げていく。どこまでも綺麗に僕たちを照らしていく。それはもう、言葉にするのも馬鹿らしくなってしまうほど綺麗な光景で、ただただ綺麗で。開き終わった花火が消える余韻すら与えてくれないまま、寂しさをなくすように光の花が咲き続ける。


 ふと、これだけ夜が明るい今ならヒナの表情も見えるんじゃないか、と思った僕は、隣にいる彼女の横顔を盗み見た。結果的に、それは間違った行動だった。だって僕はそのせいで、一番最初に見た花火くらいしかまともに憶えていないんだから。


 衝撃で息が詰まりそうだった。花火に淡く照らされる彼女は、なんの雑念も含まずただただ大きな花に見惚れていて、どうしようもないほど儚かった。なんだか泣きそうになるくらいヒナは美しくて、感嘆を浮かべるその横顔にただ見惚れた。長い時間を掛けて花火を準備していた人達には申し訳ないけれど、僕は花火なんかそっちのけでずっと彼女を見ていた。花火を見ているだけの女の子が、この世の何より綺麗だった。彼女は揺らめく大きな瞳に鮮やかな花火を映していて、この世の温度を感じない幽霊の瞳を通して見る花火は、それでも温かい色をしていた。


 どれくらい呆けたように見惚れていたのか、不意に僕の視線に気づいた彼女がこちらを向いた。そして、花火に向けていたのと同じくらい澄んだ顔で、花が咲くように何気なく笑ってみせた。心臓が一つ大きく脈打つ。そんな僕の気も知らないで、彼女は再び夜空へ目を向ける。


 今すぐヒナを抱きしめてしまいたくて伸ばしかけた手を、花火を望む彼女を邪魔したくない一心で引っ込める。大人しく僕も打ち上がり続けている花火を見ることにして手を地面に置こうとしたとき、指先が彼女の手の甲に触れた。小さく驚いたように彼女の目蓋が動く。それが、きっかけだった。


 どちらからだったのかはわからない。僕からだったような気もするし、ヒナからだったような気もする。はっきりとはわからないけど、僕は自分から彼女に触れることを少し躊躇ってしまうような人間だったから、たぶん彼女のほうからだったのだと思う。


 花火に目を向けたまま、彼女の細い指先が探るように動く。それに応じるように、僕も花火を見たまま彼女の指先に触れる。確かめるように何度かつつき合ってから、どちらからともなく相手の指の間に自分の指を滑り込ませた。恐る恐る、受け入れられるか確かめながらゆっくりと指を絡ませる。そうして僕たちは、初めて手を繋いだ。もう、言い訳はできなかった。恐怖を紛らわせるためとか、彼女を導くためとか、そんな体裁だけの言い訳を何度も重ねてきた。それらが機能しないほど、僕とヒナはただ手を繋いだ。彼女に触れたかったから、それだけの理由で指を絡ませた。この時間が確かであると主張するように、彼女が強く手を握る。白くて柔いヒナの手が万が一にも傷つかないよう細心の注意を払いながら、僕も少し強く握り返す。


 なぜだか、今更恥ずかしさなどはなかった。ただ、時間を惜しむように繋いだ手は離さないまま、僕たちは一緒に花火を見ていた。


 ふと、花火が溶けていく様があまりに儚かったからか、僕は何かの終わりや別れを連想してしまった。真っ先に脳裏をよぎったのは夏の終わりだった。途端に不安感が僕を襲って、あと少しで失ってしまうこの手の温度を強く感じるように少し力が入ってしまう。ヒナはそんな僕に微笑みを向けて、握り返してくれた。そうして花笑む彼女を、僕は花火と重ねてしまった。花火が夜に溶けていくように、儚く、呆気なく、すぐにでも彼女はいなくなる。夏ももう終わる。僕は、こんなに魅力的な笑顔を永遠に失ってしまうのだ。


 ああ、そうか。それは、まあ、なんというか。


「……嫌だなぁ」


 ヒナに聞こえないよう、口の中で押し殺すようにか細く呟く。それはきっと、口にしてはいけない言葉だった。もう少しで騙しきれたかもしれなかったのに、嫌でも実感してしまう。あと数日で失う笑顔を前に、僕は自分の心を知ってしまった。

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