第3話
今朝、眠い目を擦って僕が学校に到着したのはちょうど三限目の授業が始まる頃だった。入室許可証を受け取りに職員室へ行くと、いつも暇そうにお茶を飲んでいる男性教諭は僕を見るなり「またこいつか」といった表情を隠そうともせず溜め息をついた。そもそも、夜中の外出を好む人間が朝に強いはずがないのだ。それに加えて昨夜はヒナと話し込んでいたのだから、僕が遅刻してしまうのも仕方がなかった。自分のせいで遅刻したのかと懸念するヒナに、高校に入学して一月ほどで教師に顔を覚えられている理由を説明しながら僕は教室へと向かった。
そして終礼後、担任に呼び止められた僕は遅刻した罰で教材運びを命じられた。その後も、当番が複数人いるはずの教室掃除を一人で終わらせ、生徒指導をしている教員に見つかり遅刻回数についての説教を受けて、そこまでしてようやく僕に放課後が訪れた。僕を手伝うことも大々的に話すこともできず窮屈そうにしていたヒナは、解放感からか安堵したように大きく息を吐いていた。
彼女と連れ立って校舎を出た僕は、普段の帰り道とは別の方向へと歩みを進めていた。
彼女を成仏させるにあたってまず僕たちには、気兼ねなく会話をできる場所が必要だった。僕の部屋で四六時中話していれば両親が不審に思うだろうし、どこかの店内なども僕が虚空に話しかける可哀そうな人だと思われてしまう。僕は多少の注目など気にしないと伝えたのだが、それはヒナが断固として許さなかったため場所決めは難航していた。
日も傾き始めて街が茜色に染まり始めた頃、人の気配から逃げ続けた僕たちが辿り着いたのは、街の外れに位置する小さな神社だった。小山とほど近い場所に建てられたその神社へ行くにはかなり長い石段を登らなければならず、参拝目的の客などの多くは規模や交通に優れた他の社へ向かう。神社の他にあるのは老朽化の進んだ木製の東屋くらいで、あまり人の寄りつかないこの神社は僕とヒナの相談場所として好都合だった。
「やっと見つけたね、話せる場所」
「本当だよ。……足が痛い」
運動不足の体に鞭打って方々を歩き回り肩で息をする僕に、ヒナが少し申し訳なさそうに笑っていた。他人を気遣うことは彼女の美徳であると思うが、随分と疲れそうな生き方だな、と優しくない僕は思った。
「そういえばさ」
ベンチに腰掛けて一息ついた僕に少しの疲弊も見せない彼女が声をかける。
「朝さ、遅刻して教室に入ったときの空気すっごい怖かったね」
授業中に教室のドアを開いた瞬間特有の、異物を見るかのような冷めた視線が一斉に肌を刺す感覚を想起する。極めて薄い膜でもあるかのような纏わりつく空気感の違いには慣れる気配のない居心地の悪さがあった。今日は隣で僕以上に戦慄しているヒナがいたので幾分か気が楽だったけれど。
もし、記憶はないとしてもそういった感覚の有無が死後も根づいているのなら、生前のヒナは優等生だったのだろう。もしくは遅刻すらも愛嬌になるような人気者であったか。詰まるところ、あの冷ややかな視線は入学から一月経った今でも僕がクラスに馴染めていないことの証拠であった。
「あれは確かに怖い。何回経験しても慣れる気がしないよ」
「……そもそも、そんなに何回も遅刻しちゃダメだよ」
「……はい、気をつけます」
僕の隣に腰掛けて満足げな顔で頷いているヒナを横目に見る。その楽しげな表情は成仏に行き詰まっている幽霊とは思えないほどに朗らかだった。僕のほうから気安く話しかけるような間柄でもないので、早速だが今日ここまで足を運んだ本分を果たすことにした。あまりに注視するのは気が引けたから、時間が掛かりすぎないように彼女の足元から頭部へと視線を滑らせていく。
ヒナはぱたぱたと足を遊ばせながら呑気に鼻歌なんて歌っていた。澄んだ瞳に遠くの夕焼けを映しながら口遊むそのメロディは聴き覚えのないものだった。足を上下するたびにスカートの裾からチラチラと覗くほっそりとした白い肌を目に入れたくなくて急いで目を逸らす。履いているローファーからスカート、この地域では見かけないセーラー服へと順に手早く確認し終えたところでその横顔へと目を向ける。
その容貌はどう見積もっても高校三年生がいいところで、僅かな野暮ったさの残るセーラー服の影響か、街を歩く女子大生のような大人びた垢抜け方はしていないように見えた。というか、そもそも特殊な趣味でもない限り大学生はセーラー服を着ない。中学生にも見えないので、生前の彼女はおそらく高校生だったのだろう。わかりきっていたことだが死んでしまうにはあまりにも若い。
事故や病気や自殺など、若くして死んでしまう理由なんて今の世の中には掃いて捨てるほど転がっている。当然ながら、外見だけでは死亡理由の見当すらつけられなかった。この辺りでは見かけないセーラー服を着用して幽霊になっているという点も懸念事項であるし、微に入り細を穿てばなぜ夏服を着ているのかということも勘案しなければならない。今はまだゴールデンウィークが明けたばかりで、一般的な夏服への移行期間はまだ先のはずだ。確かに今年は例年より少し暑いが、それでも半袖になるほどではない。
ヒナについて考えれば考えるほどわからないことばかりが増えていった。想像以上に前途多難である。
僕は視線をヒナの横顔に固定したまましばらく考え込んでいた。そして、呆けたように考え続けてわかったのは、どこまでいってもヒナが普通の女の子にしか見えないということだけだった。
機嫌が良さそうに鼻歌に興じているヒナは、色恋に疎い僕から見ても容姿の整ったかわいらしい女の子だった。物静かにしていれば知的に見える落ち着いた顔立ちが、花咲くように明け透けで年相応のあどけない笑顔に変わる様は性別問わずとても魅力的に映るだろう。けれど特段に目を引く美貌というわけでもなく、ただ等身大の青春を満喫しているような、そんなありふれた女の子だった。それはもう、死んでいるとは思えないほどに。
「……はあ」
行き詰った思考につい溜め息が溢れた。僕の知らないメロディに合わせて小刻みに体を揺らしていたヒナが鼻歌を中断してこちらをみる。ぱちりと、不思議そうに大きな瞳を開閉させるヒナと視線が合う。僕が先程からヒナを眺めていたことに気づいたようだった。
「どうしたの、溜め息なんてついて」
ヒナがそう尋ねてくる。
考え疲れていたのか、半ば放心状態だった僕は彼女に返事をする気にもなれなかった。彼女に見つめられながらただぼんやりと、成仏に困っているのに随分と穏やかな顔だな、なんて他人事のように呆けていた。
「……な、何? 私、何かついてる? ……そんなにじっと見られると、ちょっと気になる……んだけど」
何か言葉を返す代わりに視線を送り続ける。彼女の困惑も無視して黙り続けていると、やがて彼女は僕の眼差しから逃れるようにそわそわと身動ぎをし始めた。心なしか照れているようにも見える。それ以上は不快感を与えかねなかったから、僕は彼女へ向けていた意識と視線を遠くの夕空へと追いやった。
こんなにも表情豊かな普通の少女が既に故人だなんて、僕の中ではどうにもうまく結びつかなかった。
「制服とか、色々見てたんだ。生きてた頃のヒナの情報がわかるかなって。僕たちがここまで来たのだってその話をするためだし」
僕がそう言うと「あ、そっか」と彼女が相槌を打つ。
「そのためにここまで来たんだったね。ここから見える景色が綺麗だったから、気分よくなっちゃって忘れてた」
佇まいを正しながら、斜陽を受けて茜色の街並みに感じ入るようにヒナは目を細める。ヒナが言う綺麗な景色は、僕にはなんてことのないつまらない風景にしか見えなかった。
「君はもう少し自分のこと考えてくれ……」
呆れる僕に彼女が笑みを零す。
「あはは、ごめん」
先程も感じたが、ヒナは自分が成仏することをあまり急いてはいないようだった。限りなく意欲の高い努力目標、という形容がしっくりくるような、どこか余裕のある姿勢を感じていた。僕のような欠陥だらけの人間では不透明な彼女の心境を推し量ることもできなかったから、その余裕が良いことなのかもわからなかった。
「それで、私のことずーっと眺めてた柊汰君は何かわかったことでもあるのかな?」
僕の小言に項垂れていたヒナが持ち直すように揶揄いながら訊いてくる。
「先に言っておくけど、有意義な情報とかはないよ」と前置きをしてから僕は話し始めた。
「まず、君が抱えてた問題は三つ。一つは、幽霊だから何かに触ったり意思を伝えたりできないこと。これは僕が手伝うから解決したと言ってもいい。あとの二つは、記憶がないことと未練が不明なことなんだけど、正直なところ何から始めればいいかわからないんだ」
「あ……そうなんだ。柊汰は私のこと見えてるから、幽霊に関する特別な知識とかあるのかなって思ってた」
「いや、残念ながら何も」
明るくはない展望を聞きヒナが少し肩を落とす。
幼い頃から霊感があった僕は、確かに人ではない存在と話したこともある。しかし、言葉を交わした記憶はあれど仔細な会話の内容など微塵も覚えてはいないのだ。小学生にもなり己の特異を自覚してからは他人に興味を向けないよう息を殺して生きてきた。その影響もあってか、近年では霊らしき者も見かけたことがなかった。そもそも、浮いていたり建造物を透過したりしているところを目撃でもしない限り、一見して幽霊だと判別するのは難しい。昨夜のヒナがいい例だ。
つまりだ。僕には幽霊を成仏させるノウハウだとか有益な情報の持ち合わせがないのだ。やはり、ただ幽霊が見えるだけの一般高校生である僕には荷が勝ちすぎている。と、そんな長ったらしいうえに保身塗れの言い訳を聞いたヒナは、気を持ち直すように笑顔を作って言った。
「でも、私にとっては話せる人ができただけでもすごい前進だし、これから頑張っていこうよ」
「……そうだね」
卑屈に否定材料を並べ立てる僕には、前向きなヒナの視線が痛かった。本当に僕とは真逆で浮いたり沈んだりと表情がコロコロ変わる。おそらく生前は人に囲まれていたであろうヒナと、誰とも関わることから逃げている僕。ヒナは本来なら、僕のような人間としか話せない幽霊になっていい存在じゃなかった。性根の腐った僕の目に映る彼女はその明るさが際立っているように思えた。
「とりあえず、ヒナの身元を割り出そうと思うんだ。そしたら家族に会えるかもしれないし、家族に会えば記憶が戻るかもしれないし、記憶が戻れば未練がわかるかもしれない」
仮にヒナの身元がわかっても何一つ事態が好転しない可能性だってある。むしろ、唯一の手掛かりが不発に終わり、本当に行き詰まるかもしれない。けれど、やらなくても他に打つ手がないのだ。僕たちに選択肢は残されていない。
「どうやって私のこと調べるの?」
「僕たちでもできそうなのが、制服から学校を特定することかな。ネットを使えば全国の高校の制服なんかも調べられると思う。……もちろん、絶対に見つかる保証なんてないけど」
夏服だからなのか、彼女が着用しているセーラー服には校章が見当たらなかった。学校の名前が判明すれば手っ取り早かったのだが、それでも細かな制服の意匠を比較していけば数はかなり絞れそうだった。
「そっか。学校さえわかっちゃえばホームページなんかで私の顔が映ってる写真も載ってるかもしれないしね。……私、自分がどんな顔してるのかわからないんだけど大丈夫かな?」
「写真に関しては僕が確認するよ。それに、最悪ホームページから見て顔写真が載ってるかわからなくても、夏休みを使ってその学校を尋ねてみたらいい。気が遠くなるような作業になるけど、闇雲に探すよりは確実だと思う」
全国に数千と存在する高等学校を総当たりで地道に洗い出そうとしているのだ。二人だけでやるには中々骨が折れそうだったが、そういったことを度外視すれば試してみる価値は十分にあった。
「でも、それだとかなり時間かかりそうだけど大丈夫なの?」
「気にしなくていいよ。幸い、退屈なくらい時間は余ってるんだ。……僕にはやりたいことなんてないから」
やりたいことなんて訊かれてもすぐには答えられない。ずっと俯いたまま、空っぽな人生しか歩んでこなかった。そもそも歩んだと形容することすら烏滸がましいかもしれない。僕は人生に生き甲斐や意味を求めていない。花とか天気とか、ぼんやりとそういったもののことだけ考えて生きていたい。
だから、そんな空っぽな僕の時間をヒナに費やしたところで何も不利益などない。苦しくさえなければそれでよかった。
「むしろ人のために行動を起こすんだから、普段より有意義な時間の使い方になるかもしれない」
ヒナが無駄に気負わないよう、思ってもいない気休めを言った。人のためなんて言葉は、本当に心根の綺麗な人間しか口にしてはいけない言葉だ。僕のような人間が使ってその価値を貶めていい言葉ではない。自分の主義主張に反することを話すのはあまりいい気分ではなかった。
「柊汰がそう言うならいいんだけど……でも、あんまり根詰めすぎずに頑張ろうね。あくまでも私のことは二の次でいいからね」
「わかってるよ。僕だってそこまでヒナのことを優先するつもりはないからね」
優先するも何も、実際は他にやることがないので当面の間はヒナを成仏させるために時間を使うことになるだろう。とはいえ、僕がいくら納得させるための言葉を重ねても義理堅いヒナはどこか引け目を感じてしまうかもしれないので、あまり奔走しているような姿勢は見せないようにしようと思った。
「そういえば、ヒナは僕みたいな霊感のある人を見つけたらどうするつもりだったの?」
「あ、そうだね。その話してなかったね」
何気なく尋ねた僕にそう相槌を打った彼女は、情報を整理するように「えっと」と呟いてから少し間を空けて話し始めた。
「昨日柊汰の部屋でちょっと話したと思うんだけど、私が幽霊になってる理由が知りたいと思って。だから、図書館で新聞のバックナンバー調べてもらったり、ネットで事故とか事件の記事調べてもらえたらありがたいなって感じかな。……ごめんね、全然考えてなくて。まず私が見える人を探すことに精一杯だったから、その後のことまで頭が回らなくて」
「別に謝ることはないけど……そっか、事件や事故なら報道されてる可能性もあるのか」
仮に病気で亡くなっていた場合や特筆すべき点のない死に方をした際も記事になるのかはわからない。最悪、悪魔の証明的な可能性を捨てきれず、記事になっていない情報を求めて延々とネットの海を彷徨うことになるかもしれない。それでも、そういった記事を検分するだけの価値はあるように感じた。ヒナのような明るい女の子が内的な理由で命を絶っていてほしくないという僕の小さな願望も少しは混ざっているかもしれない。
少しずつ霧が晴れて道が拓いていくような、そんな感覚とともに成仏への希望が芽生えていく。他人の成仏を希うのは正しいことなのかは判断できないが、何もわからないままでいるよりずっといい。
「まあ、そもそも昨日の夜に柊汰と会ったときには、私のこと見える人なんていないのかなって諦めかけてたんだけどね。それで不貞腐れてジャングルジムの上でぼうっとしてたら、私のほうを見てた柊汰がいたから思いきって声を掛けたというわけなのでした」
諦観を抱いても仕方ない状況だろうに、ヒナは自分の不甲斐なさを力なく笑うようにつけ足す。
「わけなのでした、ってなんでそんな誇らしげなんだ」
肩を竦めながらそう返す。まあ、野次馬根性でヒナを凝視していたのは他ならぬ僕なので自業自得である。
「あはは、面倒なことに巻き込んじゃってごめんね。……でもさ、これでとりあえずやることは定まったよね」
ベンチから立ち上がり、数歩歩いた先で浮き立った様子の彼女が振り返る。その瞳に込められた期待を担うのは少し気が重くて、僕にちゃんとできるだろうか、なんて考えてしまう。それを悟られたくはなくて、僕は普段より確かな口調を意識して言葉にした。
「そうだね。……頑張ろうか」
「うん」
「頑張って、ヒナをちゃんと成仏させよう」
それは、ともすると何かの誓いのようだったかもしれない。
「……うん」
ややあって、西日を背負う彼女は柔らかく笑う。それが僕には少しだけ眩しかった。
◇◇◇◇◇
それからしばらく話をして、明日の放課後から図書館へ通うことになった。詳しい調べ方などは一度図書館に足を運んでから再び相談することにした。
「話もまとまったことだし、今日はもう帰ろっか」
「そうだね。……また階段を降りなきゃいけないのか」
「あはは、頑張れー」
自分は浮かんでいるからと、随分気楽な声援を受ける。
「僕、毎回話をするたびにこの階段を往復するのか……話す場所変えない?」
「他に話す場所なかったでしょ。それとも、そんなにまた私と町中歩き回りたいの? ほら、冗談言ってないで帰ろ」
ちなみに僕の言葉は八割本気だったりするのだが、前を行くヒナになんてことない調子であえなく流されてしまう。毒にも薬にもならない言葉を交わしながら一段、また一段と石段を降りていく。来る際は背を向けていたのでわからなかったが、階段からは茜色に染まる街が一望できた。
灯りが灯り始めている。車が街路を縫うように走っている。人が忙しなく移ろっていく。眼下いっぱいに人の営みが広がっていた。普段なら興味の対象にもならないその光景一つ一つがやけに目に入る。視界を遮るものが何もなくて、夕陽が今にも向こう側の地平へと沈もうとしていた。ずっと上のほうの空では、鮮やかな藍色をした夜が夕焼けを塗り潰し始めていた。思わず足が止まる。
僕はじっと、そこからの全景を見ていた。くだらない自意識を忘れて、ただ目に映る景色と向き合う。それでも僕はこの景色を綺麗だとは思えない。心を揺さぶられるほど美しいと感じることができない。
「どうしたの?」
僕の少し前を行っていたヒナが振り返りながら僕に笑いかける。その明るい双眸から見える世界は、僕の濁った両目を通して見る世界よりもきっと鮮やかに色づいているのだろう。
「いや。……疲れたんだよ。足が痛くてさ」
誤魔化すように返して僕も階段を降りる。
他人を羨む心はとうに捨てたはずだ。普通の人生なんてもう諦めたはずだ。世界が綺麗に見えなくても、人生がずっと褪せたままでも、それでもいいと思っていた。これまで、そうして色んなものを諦めて生きてきた。それなのに、幽霊であるはずのヒナがあまりにも楽しそうに笑ってばかりいるからだろうか。
わけもないのに、なぜか少し寂しさが胸に残っていた。
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