第6話
真来にはまだ仕事が残っていたのであすかプロへ戻った。
早速、社長と船木に報告を行った。
「どうだった?初日は。矢野さん怒らせたりしなかったか?」
社長も船木もかなり気にしていた様子である。
「とても穏やかで優しく、僕の事も気遣って下さいました」
真来の言葉を聞いて、社長も船木もホッと胸を撫で下ろした。
ただ、演技に入った途端にガラッと変わった。まるで別人ではないかと思った。厳しい顔つきになり、相手を圧倒的に威圧していた。
「他に報告はないのか」
「明日からも宜しくと仰って下さったのでご機嫌を損じてはいないと思います」
真来はそう報告すると、社長室を出て行ったのである。
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