12/4 田舎のパイクレープ焼き
肉は、ミンチにすると本来のおいしさが損なわれるという人がいるが、ミンチにしないと味わえない味という物もある。
今回は、鳥肉のミンチを利用したパイクレープ料理を紹介する。
大陸西にあるカレッサ地方は、いわゆる「田舎」に分類される。そこでは、ご馳走として肉を成型するときに出る肉片をミンチにしてパイクレープで包み、揚げたり焼いたりする。
これがしっかりとした肉には無い、ミンチ肉の独特の肉汁のあふれ具合とサクサクとした皮の歯ごたえがたまらないのだ。
家族みんなで作ったこの料理を、皆で食べる。それが温かい田舎の食卓だと言えると筆者は思う。
・鳥肉のミンチに、泣葱のみじん切り、全卵、塩コショウとパンの粉を加え、冷えた手でよく捏ねる。手が温かいとミンチがダメになりやすい。この季節には手を冷やす方法はいくらでもあるので、凍傷にならない程度に頑張って冷やそう。
・捏ねてできたタネを、成形し冷凍しておく。こうすることで、後で包みやすくなる。
・パイクレープと呼ばれる薄い皮を6角形に切ったものを、2枚用意する。
・凍った種をパイクレープで挟むように包む。子供がいるなら、子供にやってもらおう。
・フライパンに油を多めに注ぎパイクレープ包みを焼く。これは子供にやってもらってはいけない。大人がやろう。
・お皿に盛る。おしゃれさんなら、泣葱を炒めた物を添えると、少しだけ高級感が出る。
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