【主人公の同室の先輩】レネ・グリーグ

レネ・グリーグ。通称「レニー」。歌姫養成科第三期生(2094年入学)で、マリオン(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089563574152)たちの1つ先輩にあたる。


■ビジュアル:

https://kakuyomu.jp/users/ken1shiki/news/16818093089578150479


マリオン、アルマ(https://kakuyomu.jp/works/16818093089562806370/episodes/16818093089575422013)との3人部屋で暮らすことになる。彼女は史上初のS級歌姫ソリスト(最上位のD級歌姫ディーヴァの1個下)で、かなりの待遇で迎えられている。


身長は160cm。明褐色の髪と茶褐色の瞳の持ち主で、明るい場所では輝いて見えるほどで、ファンやメディアからは「金の美姫びき」と呼称されている。本人がどう思っているかはともかく。


士官学校では学生(候補生)時代から、戦闘補助の任務を行うのが慣例化しているのだが、その中でもレニーの情報処理能力は軍を抜いており、軍、とりわけ直属の組織参謀部第六課からは極めて頼りにされている。一昔前の表現を使うなら「歩くコンピュータ」である。人格的にも十代後半にしてよくできており、誰とでも円滑なコミュニケーションをとることができる。苛立ちや怒りを表に出すことのない性格だが、鬱積していくものはあるようだ。


そして彼女もまた、五歳のときに八都市空襲で故郷(セプテントリオ)を滅ぼされた戦災孤児であり、施設で育てられてきた。それ以後の施設生活にも良い思い出はなさそうである。物腰は柔らかく、思慮深い性格ではあるが、その奥には強い復讐心と、「後輩を戦地に送り出さない」という強い決意と責任感がある。穏やかに笑っているが、その心の中は常に張り詰めているようなタイプの人物である。


彼女が与えられる艦船は、・ヒュペルノル。最新の500m級巨大戦艦である。


―――――――

「反逆のオラトリオ」

https://kakuyomu.jp/works/16818093088408634838

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