第2話 謎々?
暗く黒く、手を伸ばしても見えない。
視力障害者になったように、壁に触れ、何かスイッチのような物を押したら、眩しい光は突然に差し込み、目を閉じられた。また目を開ける時、見えるのは立派な図書館だった。
僕は直ぐに言葉を失い、口が開いたままになった。
古びた木製の本棚に、色々な本がある。二層いや三層か以上くらい、ランプも古典的で、まるで中世紀に来た。
ぼんやり眺めていると、突然女の子の声が長く響いて、どこから僕を押されて倒れた。
この女の子の声、この圧迫感、まさか。
「よっ!月見くん!久しぶりです。へぇー、月見くんも部室の謎な穴に踏み込みましたか?空に落ちていくみたい、怖いですー。」
正直、迷花さんも部室に行ったのは考えないのだ。もう一年ぐらい過ごしたのに。急に現れて、何かいいことも知らずに。取り敢えず答えろと思った。もう長い時間に人と話してはなく、口が木のようになった。
「ここは?」
「知らないけど、図書館のようです。」
指差すると、机に白い封面の手紙が置かれている。
タイム図書館へようこそ、月見さん、迷花さん。タクシーはこの図書館の主人でした。図書館はある魔法使いの傑作でした。世界で。何の本もここに見つける。どうですか?すごいですよね。私はもう年寄りでしから、この図書館を与えたい。因みに、この図書館で、外の時間は止まれて、この中に流した時間が外に影響しない、しかし自主出入りの鍵が私に隠したから、いつかみつけてみよ。ヒントは謎を解けてくれください。
最初的に目にした時、こんな奇妙な図書館にぼんやり眺めた。でもこの謎って何、主人はどんな人か?
側で見ている迷花も、疑問の顔がしている。
何々?謎?あたし、謎が大好きでした。」
その個性は変わらなかったな。
けれどもそれでいい、このままで良い。何も変わらないように。
文学部が廃部した後、何とか何とか心の中にぽっかりと穴が空いたような。その静かさ、漸く穏やかにされて、急に崩れてきた。そのまま守るため、毎日部室で、本を読んで、些細な幸せが感ぜられる。それでも、その幸せもまるで砂が指の間から零れ落ちるように、どんどん消えていく…
「月見くん?」
この声、びっくりして、戻された。
「あっ、何ですか?」
「何か考えているのですか?」
「いや、なんでもないです。」少し考えて、深いに向け、「取り敢えずここを歩き回りましょう。」
彼女と共にこう近くのは一年ぶりだった。この間、暇々に背並べて、暇に論じて、笑って、考えて、とても嬉しかった。
文学部はいつも人が少ない、だから僕の頃にはもう一人もない。文学部を守るため、時に宣伝けれども無駄だった。もう少し疲れて、せめて最後の時間に本を読むつもりと思ったけど、迷花さんが部室に行って、「あの、今でも入部してもは大丈夫ですか。」この寒くて温める部室が命を吹き込まれた。すぐに廃部されたけど…
タイム図書館 一夏の約 @Itinatsunoyaku
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