問題発生
第18話
次の日の放課後、維月と朱里が靴箱で靴を履き替えていると
(恐い人達が校門にいるんだけど)
(なになに、どういう事?)
周りの生徒が話しているのが聞こえた。
二人は靴箱から校門を見ると、不良達が待ち伏せしていた。
「ちょ、ちょっと維月、どうすんのさ?」
「どうするもこうするも、あれじゃ校門からは出れませんね」
「裏門は?」
「多分待ち伏せしてるでしょう」
「じゃあ、どうやって帰るのさ!?」
「しょうがない……朱里、聞いて下さいーーーーーーーー
ーーーーーーーーってワケです」
「オッケー!任せといて」
「じゃあ、行きましょう」
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