「リクはｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ…あの火事の後から別人みたいに変わってしまったわ……人形を操ることも辞めてしまったし、私達に触れる事だってしなくなったわ」

「「ミラｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ…」」

「でもね……そんな事はどうでも良いのｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ…私が本当に切ないのは、リクが笑わなくなった事……もし、人間になったら、まずはリクに感謝の気持ちを伝えたいの……リクの笑顔を見たいから！」

ミラは嬉しそうに胸を膨らませている。

「……全く、嬉しそうにしやがって……オイラの方が絶対、良い男なのに!!?」

「まぁまぁ………」

また嫉妬の炎を燃やすディノを猛獣を扱うかのようにロウが宥めていた。

ガチャｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ…

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