第34話
「ーーーーーーーー…よし」
(今日は時間通りに迎えに行ける)
勇斗は携帯で時間を確認しながら靴箱に歩いていた。
「勇斗!!?」
後ろから保柘に呼び止められた。
「ーーーーーーーー…何?」
「今から皆で遊びに行くッスけど、勇斗も行かないッスか?」
嬉しそうに話す保柘の後ろには康治達がいる。
「ーーーーーーーー…悪いけど、予定があるからパス」
「マジ~???行こうよ~」
「ーーーーーーーー…だから予定があるからムリなんだって」
「勇斗も行くッス!!」
「勇斗も行こうよ~!!」
保柘と知花は子供みたいに駄々をこねる。
「ーーーーーーーー…時間ないし、もう行くから」
勇斗は申し訳ないと足早に学校から出ていった。
「も~勇斗のヤツ~心晴も来ないし~」
「最近は特に付き合い悪いッスよ」
知花と保柘はうなだれている。
「仕方ないですよ、勇斗だって予定の一つや二つ有りますよ」
「……彼女が……出来たとか?」
「「「えーっ!!!!!?」」」
驚く三人ーーーーーーーー…
「…………」
そんな姿を影から見ている女の姿ーーーーーーーー…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます