第3話
(夜はさすがにマダ少し肌寒いか……)
気分を少しでも変えられたらと何気なく出てきたが、外はマダ少し寒く感じた。
それでも静寂に包まれている雰囲気と冷たい夜の空気がとても清々しく気持ち良くて、そのまま歩いた。
いつも人・人・人で溢れているのに、今は静かに街自体が眠っているみたいだ。
まるで、自分以外の生物が誰もいない世界に来てしまったように思える。
そんな街に多少の寂しさ、それと同時に何とも言えない解放感を実感しながら、靖春はある場所を目指して足を進めていた。
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