21 Let's cooking
エプロンを借りてクッキング。ライスはケチャップライス。
野菜と鶏肉を末次に切らせて、フライパンに野菜、肉、米、ケチャップ、塩胡椒を加えて炒める。いい感じに混ざったからお皿に乗せる。
洗い物を末次にやらせている間に、卵を溶いて、火を入れてパッカン型のオムライスの形にする。1個形失敗したけど切れば全部一緒。
洗い物を済ませて、元の場所にしっかりと戻す。
盛っている御飯の上に卵を乗せて____。
「あ、ケチャップでいい?」
「ケッチャップ以外あるの?」
「いいよ。ありがとう。」
ということでケッチャップを持って行く。
いつもならキッチンで切って出すが、格好つけたいので机に出してから切る。
「おまたせしました!浅野さん特製オムライスでございまーす!」
そう言ってぱっかーんって割ると、中の卵がとろとろと溢れ出てくる。
「「おぉ____。」」
「ケチャップはセルフサービスで!」
「うん!うまい!浅野やるじゃん!」
「えへへ~~~~!」
「_____うん。美味しい。ありがとう。」
「どういたしまして」
§
末次に洗い物をやらせて私は食器を拭く。
「よし!終わったよ!」
「生地作り出そうか。」
「いやっほい!」
「で、_______そう。」
「うーん。簡単だけど面倒臭いね」
「できたーーーー!」
そう言うと、悪魔。否、月島の声が聞こえてきた。
「お疲れ様。タルト生地寝かせてる間に理科終わらせちゃおうか。」
「げ________忘れてたのに」
§
無駄に多く、無駄に難しい理科を60分掛けて終わらせることが出来た。
「タッルトぉ、タッルトぉ」
「よし。やろうか。」
「やったぁ!」
本日4度目のエプロンです。
「まず生地を______にして?」
「こう__か?」
「そう。で、______にする。」
「できた!」
「うん。いい感じ。で、重し置いて、焼くだけで生地は出来るから焼いて。」
「いちご買ってるからいちごタルトにしようか。」
「やったぁ!」
「乗せる?りんごパイ方式にする?」
「うーん。乗せる!」
で、なんかぱぱっと教えてくれた。わかりやすいから今度家でも作ってみる。
______________________________________
「完成したよ」
なんだかんだ完成したのは5時前。
「今日はもう遅いから帰りなね。」
「はーい。ありがとう!また後でメールするね。」
家についたのは5時過ぎくらい。
§
「お母さん月島がタルト教えてくれた!一緒食べよう!お父さんには内緒ね?」
ほんのりタルトと、カスタードの甘さが広がっていちごの酸っぱさがいいアクセントになっていて美味しい。やっぱり月島は凄いね。
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