第21話 露見
カツカツと
通い
(いや……あの事はまだバレていないはずだ)
フォルクス
先日王都より
火急の用のため、王家
このような
しかし森の出入りは
気がかりはレイ
何か聞かれても、知らぬ
フォルクス
「フォルクス
「国王陛下におかれましてはご機嫌麗しゅう。
フォルクス
「……遠いところを何度も足を運んでもらってすまない。
実はここだけの話だが、一週間ほど前からレイ
フォルクス
「レイ
「ああ、彼と連絡が取れず彼の
……
「私の耳には何も……」
「そうか……」
国王は
フォルクス
レイ
フォルクス
「レイ
実はその後の調査で
「うん?」
国王が
「王子
王子を
だが、その計画に反発した親王派住民との間で
「……実は里の生き残りが見つかりまして、
口からでまかせをもっともらしく言う。
「……そうか、
フォルクス
だから、国王が何に対して
(計画は失敗だったがこれで身の安全は
後はレイ
「
うやうやしく頭を下げる。
お優しい国王
「――じゃあ、
国王でない聞き覚えのある声に、信じられないものを見る目で頭を上げる。
アヴェローグ
「な、な、なぜお前がここに……?!」
あまりの
「ノールフォールで
「い、言いがかりだ!
この者の言う事を信じてはいけません!
…そうだ!
フォルクス
「白い
ギクリとフォルクス
「……っていうんだってなあ、あの
ノールフォールに自生する、あの地域の住民ならみんな知ってる
ガヴィがゆっくりと国王の前に出る。
「
フォルクス
「女官から
あの日、女官の前に
今まで
「
フォルクス
「
フォルクス
森で不意打ちを受けた時とはうって変わり、ガヴィは真正面からフォルクス
「……
ギリリとガヴィを
「お前の様な
お前もだ! エヴァンクール国王! フォルクス家を何代もあの様な辺境の地に
私が、私こそが――!! 私が悪いわけではない!!」
ゼイゼイと肩で息をする
「……ノールフォールは我が国最北の国境に面している重要な地。
辺境にあるからといって下に見ているわけではない。君のお父上は、そのことをよく
……『
エヴァンクール・アルカーナ国王の、静かな
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