第18話 救出②
イルは
(早く、早く森を出なくちゃ! あの
イルが小屋に戻った時、すでにガヴィの意識はなく、イルは最悪の事態を
だが、
幸い、野草をすり
しかしもし、刃に
助けを
イルは
薬が
そもそもこの薬草で合っていなかったら?
最悪の未来ばかりが
(大丈夫……大丈夫……ガヴィは、死んだりしない)
「薬……
目の前がぼやけてくる。イルは
(
薬が
今の時点でフォルクス
早急に助けがいる。
「……ガヴィ、待ってて……!」
イルはガヴィを再びベッドの下に
イルは小屋の
ガヴィがいるベッドの方を
(……
イルは
森の、外へ向かって。
***** *****
イルは全速力で森を
背にはガヴィの
これにはあるものが入っていた。
王都へ
ドムの店での別れ
『お前にはいつもご
『
『いやいや、ただの
これはな、力を発動させると勝手に
まだ改良が必要だけどなと笑ってガヴィに
まだ
ガヴィは「人体実験かよ」と
(ドムさんのお店まで行ければ助けが
イルは走って走って走った。
一心不乱に走ったので、木の枝等を体のあちこちにつけたままであったがそんな事は気にしていられなかった。息が上がり
ただ、森の外に飛び出すことはしなかった。
フォルクス
イルは乱れた息をなるべく
ドムに説明する事もできない。
もう、後戻りはできない。
(
最後にくれた父の愛情を大切にしておきたかったけれど。
(大丈夫。
筒から
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