第二話 少年ザキ

ー・ー・ー



ザキはビギニン村で生まれた。

小さい村だったが、毎日をとても楽しく過ごしていた。


そんなある日、お母さんがザキに勇者エレン・カインと魔王の話をしてくれた。


かつてこの世界の大半は人間が支配していた。

様々な国が栄え、科学分野と魔法分野が融合した美しい都市が作られていたそうだ。

しかし、約五万年前に魔王が誕生した。魔王は次々に都市を破壊し、人々を殺してこの世界の半分以上を支配した。

人間より、魔人が使う魔法の方がはるかに強い。

それゆえに、人間が滅ぶのも時間の問題だとされていた。


「え⁉︎でも、人間は生きてるよ?」

「そうね。ここで救世主が現れたの」


そこで立ち上がったのが、最初の勇者──勇者エレン・カイン。

人間の都市全体に強力な結界を張り、常に最前線で戦っていた魔法使いだ。彼女は数々の魔人を倒し、人間の領域を広げた。

人々はエレンの話題で包まれた。


ある日、魔王とエレンが対峙した。

そのときエレンは一人だったが、魔王は幹部を入れて五人。


「ピンチ!」

「そうだね。だから一回エレンは逃げたのよ」


エレンは一度逃げた。

だがそこで、魔王がエレンに呪いをかけた。

エレンはその呪いを見たことがなかった。

しかし、なんの影響も無かったからかそのまま逃げることができたのだ。


その後エレンは、仲間を王様に集めさせた。

そして再び魔王に挑みに行った。

再び魔王に会ったとき、魔王たちは四人で、エレンたちは五人。

その後どうなったかは不明だが、エレンたちが死んだことは確実だった。


「え⁉︎死んじゃったの?」

「そうね〜。残念だけど、殺されちゃったみたいだわ」


それ以来魔王は、強い魔人の中から四人を四大魔人とした。

そして四大魔人を東西南北に配置し人々を監視した。


実はエレンたちが再び魔王と戦っている時に、人間の都市に一人の強大な魔人が現れた。

その魔人はカイン一族に呪いをかけ、去っていった。

その呪いは子にも受け継ぎ、今でも呪いが残っている。

だがエレンが張った結界も現在まで残っている。


「この話は代々受け継がれているものよ。この話から魔王は頭が良いことが分かっているの。そしてカイン一族が強いから警戒されていたこともわかっているの。ちゃんと覚えておきなさいね」


お母さんが話してくれたことはとても衝撃的で、記憶に強く残った。

少なくとも幼い頃の僕が興味を引くくらいには衝撃的だった。


それっきり僕は剣術を学ぶようになり、このビギニン村の中で一番強い剣士に挑みに行った。


「僕はザキ・ウィリアム。お前がこの村で一番強い剣士だな?」

「そうだよ。俺の名はクリス。どうかしたのか?」


クリスは僕よりもずっと年上に見える。

だけど親切に言葉を返してくれた。


「剣で勝負だ!先に相手の身体に木刀を当てた方が勝ち。どうだ!」


勝敗は言うまでもない。

だけど、木刀を交えるうちに仲良くなり、気づけば次の日から稽古をつけてくれることになった。

クリスとの稽古にも慣れた頃には、「さようなら」の代わりに「またね」を言うようになっていた。


「また明日な」

「うん。また明日」


そう言って今日も家に帰る。

次の日もクリスに稽古をつけてもらった。

でも、何故僕に稽古をつけてくれるのか疑問に思い、聞いてみた。


「う〜ん、一眼見た時に、なんか鍛えがいがあると思ったからかなぁ。それに他の人の戦いを見て自分も学びになるからってのもあるな」


そこで僕は首を傾げる。


「じゃあ、剣を教える人なの?」

「いやいや、そんなわけ。……あ、でもそのうちそうなると思うよ」


僕の顔に笑顔が咲く。


「じゃあ、クリスは凄い人だ!」


するとクリスにも笑顔が咲く。


「そうだそ!実は王国の騎士団から誘われてるんだからな」

「おおー!」


「それに、木刀で魔物を倒せるからな!フフン!」


僕の目が輝く。


「すげー!僕にも出来るかな?」


前のめりになって聞く。

すると帰ってきたのは嬉しくない物だった。


「今のままじゃ無理だな」

「ええ〜」


僕が落胆すると、クリスは言葉を付け足す。


「でもいずれできるようになるよ」

「わかった、じゃあ頑張る!」

「うん、そうだ。その調子だ。じゃあ今日も俺と勝負だな」


その話を聞いた後だったからより頑張ったけど、やっぱり今日も勝てなかった。


今日も勝てなかった。

次の日も勝てなかった。

その次の日も勝てなかった。

…………

……

今日も勝てなかった。

そんな日が何度も続いた。

けど、楽しかった。クリスと戦うのが楽しかった。

毎日剣を振って、クリスと戦って。たまに近くを冒険してみたり、一緒にご飯を食べたりして。

クリスが忙しくて来なかった日もあったけど、そのときでも自分で稽古をして、日々を過ごしていた。

そんな日々が当たり前の日常になって、そんな日常が楽しかった。


今日も勝てなかった。


「また明日な、クリス」

「またな」


“また”はいつものように来ると思っていた。



ー・ー・ー



その夜、僕はお母さんに起こされた。

起きてみると辺りが騒がしい。


「村の北門から出てまっすぐ走って!そしたらジニアリディタウンに着くから!早く──ッ!」

「なん──」


言葉を言うよりも早く、今の状況を理解した。

この村が魔物に襲われていたのが見えたからだ。


「わかったッ!」


僕は玄関に行く途中、木刀が目に入ったので木刀を持って魔物達の方に走った。

すでに誰かが戦っているのが見える。

しかし、戦っている人々は次々と殺されていく。

僕の手から木刀がすり抜けてカタンと乾いた音が地面で鳴る。

恐怖でその場から動けなくなってしまった。


魔物が僕の方へ歩いてくる。


「なんだ、小僧。……ってお前か。こんなガキが魔王様を倒すなんて絶対できないのにな。なんでそんなに警戒するのやら」


魔物はブツブツ言いながら僕に腕を伸ばす。


──殺される。

そう本能で感じ取った。




その時だった。

光り輝く白い剣が魔物の腕を斬り落とした。

そして男の人が僕と魔物の間に入る。

勇者のようなその人は、よく反射する鎧を身につけ、剣を魔物へと向ける。

僕はその後ろ姿に見覚えがあった。


「ザキ、なんで逃げなかったの。この魔物は俺が倒す。さっさと逃げろッ」

「わ、分かった」


怖くて逃げることしか選択ができなかった。

僕は必死に北門へ走る。

でも途中で振り返った。

振り返ってしまった。


クリスは今までみたことないくらいに必死で戦っているのに、魔物の方が強い。

剣の動きは目で追えないくらい速いのに、魔法は絶えずクリスを襲う。

僕の中の英雄が、憧れの存在が、勇者が必死になって戦っている。


とうとうクリスは魔法で頭を撃ち抜かれた。

バシャッと鮮血が飛び散る。

そして、力尽く。


怒り、憎しみ、悲しみ。

ありとあらゆる負の感情が支配する。

そして後悔する。

その後悔は、すぐに逃げなかったことなのか、自分だけ逃げてしまったことなのか。はたまた一緒に戦わなかったことなのか、自分の実力不足で不甲斐なさを感じたことなのか。

二度と消えない穴が空いた。


なんでクリスは死んじゃったんだろう。

──あの魔物が殺したからだ。許せない、許せない。

なんで殺したんだよッ!

なんでクリスが死なないといけなかったんだよ!


僕は怒りに支配され、感情に従順になる。

だがそこで、とある答えを見つける。


──僕が逃げなかったから、死んだんだ。

じゃあ、クリスの、ことは、僕が……


「アブナイ──ッ」


何か、叫び声が聞こえた。

その叫び声は僕に向けられたものと気づいたときには、お母さんが僕を庇ってくれていた。

でもそのせいでお母さんの足は血まみれで足の形をしていない。


もう、動けなさそうだ。


そう思ったときは、何故か冷静だった。


「何やってるの、アンタは。サッサと逃げなさい」


その言葉で今の状況を理解して、涙がぐっと込み上げてくる。


「クリスが、お母さんが──」

「そんなのわかってるよ。ザキだけでも逃げなさい」

「お母さんも!」


泣きながらそう言った。

だが、お母さんは微笑みながらこう返す。


「これ、持っていきなさい。御守りよ」

「ありが──」

「ほら早く──!」


礼を言うよりも早く、お母さんに急かされる。


「うん」


これが最後の会話になるということを理解する前に走り出す。

理解したときにはもう北門を潜っていて、今更戻ることはできなかった。


泣きながら走った。


走って走って走った。


お守りを握って無我夢中で走った。


もう何分走ったかわからないくらい走った。


走って走って走って。


もういいだろうというところまで離れても走って走って走り続けた。



ー・ー・ー



走り続けて何時間経っただろうか。

いや、本当はそんなに時間が経っているわけではないだろうが、遠くに街が見えてきた。

この街でも人々は慌ただしくしていて、僕は門番の人に呼び止められる。


「あの村から逃げてきたのか?よく頑張ったな。もう大丈夫だぞ」


背中を優しく叩かれる。


「大丈夫だ。街の宿に行って事情を話してこい。泊めてくれるぞ」

「わかった」


僕は宿に向かう。

そこに着くと、フロントの人が声をかけてくれた。

そして事情を説明する。

だが、感情も言葉も整理できずに上手く喋れない。

それでもお姉さんは親身に話を聞いてくれて、理解してくれたみたいだ。

お姉さんは僕と手を繋ぎながら部屋を案内する。

お姉さんがとある部屋のドアを開けた。

どうやらそこが僕の部屋らしい。

優しく案内してくれたのだろうけど、今の僕は声が遠く聞こえる。

とりあえず部屋に入って、僕はベットの上に転がった。


なんで、なんで、戦いに行ったんだろう。

そんなことしなければ…………。

クリスもなんで戦ったんだ。

……あんなの、勝てるわけないじゃないか。

あんな化け物に、勝てるわけないじゃん。


理不尽だ。

魔物があんなに強いのも、クリスが殺されるのも。


あぁ、生き残るのがクリスだったら。

どうして僕が生きてるんだろう。

どうして弱い僕が生きて、強いクリスが死んだんだろう。


答えのないことを考え続ける。

ふと時計を見ると夜の一ニ時だった。

でも、不安で眠れない。


お母さんだって僕のことを庇わなくてもよかったのに。

そのまま逃げればよかったのに。


……いや、お母さんも、クリスも悪くない。

ごめんなさい、僕が悪かったよ。

もっと僕が強かったらこんなことにはならなかった。

ごめんなさいじゃ、済まされないことなんて、そんなのわかってるよ。

でも、ごめんなさい。

僕がすぐに逃げれるほど強い意志がなくて。

僕が弱いのに戦いに行っちゃって。

僕が生きてて。


それでも許してほしいと思うのはダメなのかな…………。

僕だって悪気があったわけじゃないよ。

クリスを、お母さんを、みんなを、魔物から助けたかっただけなんだよ。

魔物を倒したかっただけなんだよ。

こんなことになるならやらなかった。


「僕はみんなを殺したかったわけじゃないよ」


気づけば泣いていた。ずっとずっと泣いた。




目が覚めたときには朝になっていた。

部屋の中に朝ごはんが置いてある。

急に来たと言うのにしっかりとしているが、正直食べる気力もない。

そう思ったので二度寝をしようとしたが、気になるものがあった。

新聞だ。

その新聞には、「ビギニン村魔物襲来 死亡者出すも撃退完了」と書いてあった。


そっか、仇は取ってくれたのか。

すごいなその人は。


僕は心から称賛する。

しかしその数秒後には、はあ、とため息が漏れる。


もうつらい。

もう何もしたくない。

全てがどうでもいい。

何もせずに生きていたい。


そんな中、ドアのノック音が聞こえてきて、ドアが開く。


「あ、起きた?体調は大丈夫?」


フロントのあの人だ。


「あ、だいじょうぶです」


別に大丈夫ではないが、流れでそう答える。

するとその人は少し遅れて微笑んだ。


「……それはよかった。それで、急ではあるんだけど、あなたを引き取ってくれる人がいるの」


そんな人がいるのか。

怪しい人か?

……まあもうどうだっていいかもしれない。


「この人だよ」


そう言われその人に目を向けた。

白髪で猫背。優しそうな目をしているじいさんだった。


「初めましてかのう。ワシの孫が世話になっていたそうじゃのう」


何を言っているのか理解できない。


「この方は、かつて世界の上位にいた剣士だったのよ。今はいろんな子供を弟子にとっているそうなの」

「いやはや、わしの孫から君の話は聞いていたぞい。君がどんどん強くなっていってるてのう」


僕のことを知ってる?


僕はその孫というのに心当たりがあって、つい聞いてみてしまった。


「あの、もしかしてその孫というのはクリスさんですか?」

「ん?あぁそうじゃぞ。クリスは言ってなかったのか。は〜、まったくこれだからクリスは〜」


あのクリスの祖父なのか。


クリスの話を出されると、胸が締め付けられる。


「……あの、その……」

「まあまあ、ひとまずわしの家に来てゆっくり話そうじゃないか」


あぁ、もう正直動く気力もない。


「取って食ったりなどせんよ。もう残り短い人生じゃ。わざわざそんなことをして時間を潰している暇もないわい」


別に、もう、取って食われたってどうも思わない。

むしろ、それでこの人生が終わるのならそれでもいいかもしれない。


僕はそう思ったが、考えを変える。


クリスは僕が殺したも同然なのだし、せめてその罪を告白してから、親族に憎まれて殺されて終わろう。


「わ、わかりました」


僕は御守りを持ってじいさんの家に向かった。




この街は僕がいた村よりずっと発展していた。

いろんな施設があって様々な人が行き来している。

赤色の短い髪をもった女性、白色のサラサラとした髪を持った男性。

どの人も綺麗だが、今の僕にはどれも眩しすぎる。

そんなことを感じつつ、僕はじいさんに連れられて街の中を歩く。

じいさんの家は街の中心から少し離れたところにあった。

木造の家だ。


「ほう、それで話したいことがあったのかな?」


僕とじいさんが席に座るとそう問われた。


「……あの、そ、その、クリスさんの、こと、なんですが」


胸がドクドクして、あの光景がフラッシュバックする。


「大丈夫か、ザキ君」

「は、はい。えと、それで……」


昨日起きた魔物襲来のこと、僕が魔物を倒そうとしてしまったこと、あのときクリスが立ち向かったこと、その後クリスは殺されたということなど、いろんなことをありのまま話した。

話している途中で息が上がったり、言葉に詰まったりすることもあったが、その間もじいさんは何も言わずに話を聞いていた。


「そうか……。クリスのやつも勇敢だったんだな。それだけでもう満足じゃ」

「……でも、僕が代わりに死んでたら」


今にも消えそうな声で独り言のように呟く。


「バカ言うな。クリスが弱かったのじゃ」

「……でも、クリスは僕より強かったし、あんな、恐ろしい魔物に立ち向かえる、勇気がある人なのに、僕が……僕が、あんなことしたから。こんな僕が、弱い僕が生きるくらいだったら、クリスに生きててほしかった……って」


僕は勢いのまま喋った。

じいさんは、その言葉を一つ一つ受け止めてから話し出す。


「今更過去を悔やんでももう遅い。ザキ君に過去を変えられるのか。違うだろう。一度過去になってしまったものはもう変えられない。クリスが死んだことも変えられない。仕方のないことじゃ」


じいさんは僕の目をじっと見つめて話す。


「だからこそそこで、過去に対してどう向き合うかが重要なのじゃ。クリスが死んだこと、ザキ君のお母さんが死んだことを悲しむのは別にいい。じゃがその過去を後悔している今も時間は過ぎているのじゃぞ。後悔している今も、数秒後には変えることのできない過去になるのじゃぞ。それはいつか、ザキ君が何かをしようと思ったときに牙を向くことになる。もっと時間があればって。もっと時間があって、もっと稽古してたらって。それでもっと強かったらって。実際ザキ君は、もっと強ければって後悔しておるじゃろ」


じいさんは淡々と諭すように喋った。


「……たしかに、そうだけど……。でも、……」

「でも?どうした、言ってみなさい」


言うかどうかは迷ったけど、言うと決心した。


「……もう、全部やだよ。僕がクリスやお母さんを殺したのに、そんな人生をこれからも生きてたいって思わないよ。もう、どうでもいいよ」


その言葉を聞いたじいさんは静かに目を閉じて言葉を返す。


「……そうであるなら、過去との向き合い方を変えなさい。自分のせいでクリスやお母さんを殺したという考え方ができるのは、そもそも繋いでもらった命があるからじゃ。命を落とす可能性もあった中で、命を守ってもらったことがどれだけ幸せなことかわかっているのかね。中には命が欲しくてたまらなかった人がたくさんいるのじゃぞ。それなのに、ザキ君には繋いでもらった命があるのに、そんなのどうでもいいと言うのはおこがましい。人生を途中で諦めるなど、決して許されないことじゃ」


じいさんは僕の目をしっかりと見ながら言う。


「繋いでもらった命に感謝しなさい。そして、今を懸命に生きなさい」



ー・ー・ー



あれから七年経った今でも、その言葉は覚えている。

その後はじいさんに稽古をつけてもらったり、剣士の学校に行かせてもらったりした。

辛いときもあったし、苦しくてもう諦めたくなるときもあった。

だけど、その言葉のおかげで頑張れた。

じいさんのことは、最初こそ疑っていたものの、次第に打ち解けていった。

今では本当の祖父のような存在だ。


お母さんや、クリス、ビギニン村で起きたあのことを、悲しいと思ってないわけではない。

けど、引きずるのはやめた。

……でも、今もう一度お母さんやクリスなどに会えるのなら、そりゃ会いたいとは思う。

けどもうそんなことは叶わないと分かっているから、せめてもう誰もそんな思いをしなくて済むように、もう僕がこれ以上辛い思いをしなくて済むように、頑張ると決めた。


そしてあのビギニン村の襲来から一年くらいが経ったころ、魔王を倒そうと決意したというのも覚えている。

そう決意した日の夜、僕が大人になって三人の仲間の前で魔人に殺される夢をみた。

どうしてか、それが本当に起こることのように思えて胸騒ぎがして落ち着かなかった。


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