1/8 若い!


 本日の更新分の初出は二〇一八年。私が主催した同題異話の八月分でした。


・『日常キリトリ線』より「第167話 火花を刹那散らせ 一、本番五分前」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/16818093091802113388


 映画で初主演を務める竹見李卯りうは、女剣士役として全力を尽くしていた。一方、彼女と戦う小坂木吉きよしは、これから踏み台にされるかのようで、不満を持っていた。二人が本番、初めて本気で刃を交える瞬間、誰も予想できなかった化学反応が起こる。

 全四話分を、四日間に分けて掲載する予定です。今回はまだまだプロローグですので、あらすじに一行目部分ですね。最後までお付き合いください。


 それでですね、移植するにあたり、USBに入っていた自分の文を改めて読んでみたのですが、まあ、若いですね! どこら辺がというのは説明が難しいのですが、とにかく文章が若い!

 二〇一八年……もう、七年前ですか。こんなに経っていたのかとびっくりします。あの頃の私は、まだ二十代でしたねぇ。開口はほとんどしていません。少し気になった言葉遣いをちょっとだけ直したくらいです。


 当時と比べて、成長したのでしょうか? あの頃のみずみずしさは失ってしまったような気もしますが、落ち着いていった、という風にとらえたいと思います。『日常キリトリ線』も、なんやかんやで九年やっていますからねぇ。最初の方の物語は、もう思いつかないような気がします。

 井伏鱒二の「さざなみ軍記」は、十年かけて書いた短編小説だそうです。あのように、文章の変遷を、感じられるような短編集になれたらなと思います。


 さて、明日は木吉目線の場面ですね。よろしくお願いします。では。


















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