第三話 新しい都市
馬車の後ろで揺られながら俺はステータス画面を開いてみた
俺自身のLvが4になっていて、魔法の欄に
雷矢(サンダーアロー)が追加されていた
最初の戦闘とは違い、かなり頑張ったから嬉しい
そうして後ろで揺られること数十分ついに街に着いた
「うわぁ… 想像していたよりすごいな」
街というよりも大きな都市 くらいはある
街の中を見てもかなり賑わっているのがわかる
「この街はなんていうんですか?」
「この街はギルバディアといいいます」
ギルバディアか…
「それでは、私はここで ありがとうございました」
ここまで送ってくれたことに感謝し、俺は街の中に入った
大きな建物がたくさん並んでいて、人も多い
圧巻の光景だ
さて、ここからどうしようか
そんなことを考えているとふと、
冒険者ギルドと書かれている大きな看板が目には入った
「冒険者か… いいな」
何かに追われるわけでもなく、自由に活動できる これこそ俺が求めていたものなのかもしれない
俺は早速中に入った 中には色々な人がたくさんいた
とりあえず俺は空いていた受付のところへ向かった
「こんにちは どの様なご用件ですか?」
「その…冒険者登録をしたいんですが…」
「はい それではこの用紙に必要事項を記入してください」
えっと…魔法の属性?
「すいません この魔法の属性ってなんですか?」
「属性ですか?…それではご説明します 魔法の属性には6つあります
火 水 氷 光 闇 雷 があります 普通は1人に対して1つの属性が与えられます ただ、例外もあって2つの属性が与えられる場合もあります」
「そして特殊属性でが、これは回復魔法の一つだけです。、ただこの属性はかなり貴重で滅多に現れません」
「そして誰でも習得できるのが一般魔法です 一般魔法とは自分を強化する強化魔法などです」
………え? 属性関係なく魔法を作れるのって やばくないか これ
とりあえず属性は火、とだけ書いておこう
「はい 鈴木 隼人様 属性は火でLvが3ですね 承りました それではこれが冒険者カードです」
俺は銅色のカードを受け取った
「隼人様は初めてのためFランクからのスタートです ランクはF〜Sまであります
依頼はそこの掲示板からご確認ください」
そういうと受付の人はたくさんの紙が貼られた掲示板を指差した
「それではご武運をお祈りします」
とりあえず今日はまだ依頼はいいか
明日からにしよう 今日は泊まる宿を探して
街を見て歩こう
俺は冒険者ギルドを後にした
空はもうオレンジ色に染まっていた
その後近くにあった手頃な宿屋に入った
お金は神様がサービスでしばらく困らないくらいには付けてくれていた
「はぁー」
俺は部屋に入ってそのままベットに倒れ込んだ
こちらに来てから色々なことがあってかなり疲れていた
俺はそのまま眠りについた
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