第6話 ボス戦
なんどかゴブリンの集団との戦闘をしながら、宝箱を回収してボス部屋の前までやってきた。宝箱の中身はポーションが2本とクズ魔石が5個だ。しょぼい・・・・
ボス部屋のまで休憩していると
「あっという間にボス部屋ですね。私ここまで来たの初めてです」
「そうなんだ、そろそろMPも回復したしサクッとクリアするか」
「はい、ボスもサクッと倒しましょう」
休憩を終わりボス部屋い入って行く。ボス部屋の中は少し広い空間になっていて、奥にはホブゴブリンがいた。今まで戦ってきたコブリンは身長140cm位でこん棒を持っていたが、ホブゴブリンは身長2mほどで、さび付いた剣をもっている。
「よし!いつも通りやるぞ」と声をかけホブゴブリンに走って近づいていく。まずは「スラッシュ」を入れる。ホブゴブリンはひるまず、剣を振ってくるので盾で受け流して「ハードスラッシュ」を入れる。ゴブリンより力も強く、動きも速いが所詮ホブゴブリンだ。そのまま「スラッシュ」「ハードスラッシュ」っとスキルコンボを叩き込んでいく。その間ユミルはエアカッターでどんどんホブゴブリンに攻撃していく。
あっという間にホブゴブリンは倒れて黒いモアに包まれて消えていき、そこには宝箱が残っていた。ボスドロップである。ダンジョンのボスを倒すと必ず宝箱がでてくるのだ。ボスドロップはダンジョンの他の宝箱よりいいものが出てくるので楽しみである。
「ボスドロップなにがでてくるかな?」と開けてみるとスタッフが入っていた。
手に取ってみると
ボーンスタッフ
INT +5
と表示が出てきた、黒魔法使いの武器だな。INTが上がればエアカッターの威力も上がるからこれはユミル行きだなっとユミルに渡す
「ユミルこれ使え」
「えっ、いいんですか?」
「いいんだよ、それを装備すればINTが上がってエアカッターの威力が上がって今以上にダンジョンが楽になるからユミルが使うといい」
「私、ヒーラーなんですけどね。わかりました、これ貰ってバンバン攻撃します」
奥に帰還陣が出ていたので、それに乗ってダンジョンの外にでた。一度ギルド支部に戻って魔石とポーションを換金する。5000Sで売れたので2500Sづつ分けた。
「こんなに貰ってもいいんですか、この装備も買ってもらったし、ボスドロップのロットも譲って貰ったてますけど・・・」
「装備を買ったのは先行投資だし、ボスドロップは必要な人が装備したほうが効率的だろ」
「なんか悪い気がしますが、貰っときます」とお金をしまい始めた
「もうすぐお昼だから何か食べていくか」とギルド支部の飲食スペースへ移動する
昼飯を頼むとパンとスープが出てきた。あまり美味しくないが文句なく完食した
「今回ダンジョンをクリアするのに2時間ほどかかった!目標は1時間、今日は後2回はダンジョンに潜る」
「えー、1時間とか無理ですよ。4人パーティーの人達が2時間くらいクリアするのにかかるのに、私たちは2人ですよ。無理に決まってます」
目標は1時間と言ったが、ゲームでダンジョン攻略していた時は30分前後でクリアできたし、早い人は20分くらいでクリアする人もいたので、かなり妥協した目標だ
「そろそろダンジョンに行くぞ」と声をかけ再びダンジョンに潜った
ダンジョン2週目はボスドロップで槍が出てきたので即売却。3週目は片手剣ウィングレッドがドロップしたのでこれは俺が貰って装備することにした。
ダンジョン2週目は槍が出てきたので売却金額は8000S、3週目は6000Sとy軽14000Sの収入になったので7000Sつづ山分けした。レベルも二人とも8まであがり、あと1日周回すると次のダンジョンに行けそうだ
ダンジョンの攻略速度だが少しは早くなったが、まだ1時間半を切れるような時間ではない為、あとひと工夫必要だ
「あと1週回るには微妙な時間だし、今日はここらで終わろうか」
「はい、今日は3週もダンジョン潜ったのでクタクタです。早く帰りましょう」
「明日はもっと周回するぞ。ゆっくり今日の疲れを休めてくれ」
「えーっ、もっと回るんですか?わかりました今日は寄り道せず帰ります」
二人は冒険者ギルドでギルド職員に話て、転移陣て城塞都市アルガスに戻った
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