人が死ぬ前にみるという走馬灯。
人生に行き詰まり、どん底にたどり着いた男は飛びおりをしようと、ビルの屋上へとやって来た。
そこに突如現れた怪しげな女に、その『走馬灯』を、オプションとしてあらかじめ見せて貰えることになった。
果たして男の見る走馬灯とはどんなものだったのか?
作者『もる!』さんの独特のホラーセンスが光る作品です。
他にも驚かされる展開の、ホラー✕現代ドラマの作品を多数送り出している作者さんなんですが、一番驚かされているのは、実は小学生作家さんなんです。
だが侮る事なかれ。読むたびに驚かされる発想力は本物です。小学生だからこそ発想力が豊かなのか、才能なのか。
最初『もる!』さんの中の人は、小学生じゃなくって大人なんじゃね?って疑ってしまったのは内緒です。
つまり、それくらい良いってことよ!