第10話戦果は平等に!
「一個ずつ一緒に確認しようか」
「うん!」
ジルの顔を見る。エッチそうな顔じゃなくて
いつも通り。普通の表情に戻っている
「金は後だな。最初は装備とかだ」
「欲しい装備あった時の譲り合いで、ゴールドは使うね」
うんうんっと頷く。ゴールドは絶対に譲らん
「棍棒。デカいな」
ジルは武器、棍棒を取り出す
私と同じぐらいの大きさだ
ジルの身長は大体私の倍ぐらいの大きさだから
胸と腰の間辺りまでの大きさだ
「絶対使いにくいじゃん。いる?」
「要らない」
「売ったら希少性から金になりそうだが、、まあ放置。金扱いで」
「それがいいよ」
次の装備を見る。4個も装備あるからな。何か有用な物があるだろう
「ゴブリンボブの首飾り」
「装飾品?」
「そうだな。効果は、、、なたに向いてるな」
「え!?私!?」
首飾りを手渡される
「えっと、、攻撃力上昇!しかも%だ!」
「2%だけどな。結構強いだろ」
「%上昇するのは強敵との戦闘時のみ?」
「・・・次の奴を選ぼうか」
嵌められた?いやまあ強いよ。でもさ
「私に向いてる?」
「・・・・強敵とよく戦うでしょ」
「私に向いてるってどういうこと?」
ズイっと近づく
「強敵倒す時に使えるだろうなって。お前が」
「・・・都合のいい女ってこと!?ぶっ飛ばすよ!?」
「俺の方が強いからそれは無理だ」
「・・・・」
鉈を取り出す
「それ振り切ったら戦争だぞ」
「あの変な雷スキルは使えないでしょ!!勝機はある!」
「俺、さっきデカいゴブリン倒したよな」
「・・・」
あ、これ緑の化け物のスキル、奪ってるわ
「矛を収めよう。戦闘はよくないよ」
「そうだな。平和が一番だな」
「次に行くぞ。指輪。これは欲しい」
「どんな効果なの?」
その場に腰を下ろし、座る
「破壊者の指輪。攻撃力が50アップする」
「欲しい!!」
「これは俺も欲しいな。実数値アップだし、、金を全部やるから譲ってくれ」
「・・・・少し待って」
どうしよう、、めっちゃ欲しい
でもな装備品一個貰って金も全部貰ったら、、譲らないとダメだ
流石にこれも貰うのは強欲すぎる
知識量とファーム力的にジルとは仲良くしたい
でもなぁ、、欲しいんだよなぁ、、奇襲にめっちゃ使えるじゃん
「あ、あげる、、」
「ありがとう」
ジルとの縁とゴールドの誘惑には、勝てなかったよ
「最後の一個だな、、、、なにこれ?」
ジルは驚いている様子だ
「・・・超超超レアドロップかも知らない」
「え?気になる気になる」
「種族をデュラハンに変更する秘宝」
「え?」
種族が変更できる?秘宝?
えぇ?
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