第14話 魔族の巣
驚いた銀髪の魔族は、挟み撃ちになっていたことに驚いた。
体つきから雌のようだ。
驚いていたが、俊敏に姜の腕を取ると、
その隙に、
♦️
夕刻、その魔族は解き放たれた。
そして、その後を
香木を用意して、火攻めにする作戦だった。
解き放った魔族には、後をつけていることは悟られるわけには行かない。
慎重に、ことは進められた。
ドレーヌのイシュア地区からそんなに遠くないところに低い山があった。
その山の中腹には、洞窟があると言う。
古い記録だったが、イシュア地区に住む人々の記憶であった。
雌の魔族はそこを目指しているようだった。
何匹いるのか分からない。
念には念を入れて、準備は進められた。
戻ってきた魔族は、仲間に暴力を受けていた。
後をつけられたかも知れないのだ。
小隊長の
案の定、ディン族は火や炎に弱くて、洞窟からどんどん出て来た。
ディン族は、嘘と言うくらいに良く燃えた。
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