第5話

「次、みっちゃんとるー!」



「おう!俺はこっちだぜー!」




真依が次に撮りに行ったのは、同じ部屋のソファに座っている男のところだった。




手塚てづか 道弘みちひろ

天翔の幹部兼、真依の専属騎士を務めている。

よろしくな!」



「きしさまー!」




アイツ、何役作りしてんだよ。


合ってるから特に否定はしねぇけど。



道弘は幹部の中で一番図体がデカく、パワーがある。


もちろん 喧嘩も強いが、人を投げて倒すと言う、人間離れした力の持ち主だ。


敵からは良く怪物と恐れられている。




「では真依姫、我が下部の騎士たちの下へ参ろうぞ!」



「うむ!いきましょー!」




これは──



…時代劇の言葉遣いと混ざってるな。



真依が楽しければ何でも良いけど、正しい知識で覚えていてほしいからな、、


_っても騎士の言葉遣いなんて知らねぇし、、



_まぁ、良いか。


必要になったら直していこう。

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