応援コメント

10 勘違い」への応援コメント

  •  キジトラタマさんへ

     自主企画から来ました。HPC制度という特殊な制度が最初に提示されることで、アイリと大稚の2人の間に何かが常に動いているような繊細な雰囲気作りがとても良いと思いました。

     HPC制度の他、認知症を扱うなど現代に通ずるような問題意識もとても面白と思いました。

     ここからは、私の偏屈な意見として受け取って欲しいのですが、HPC制度をうまく活かした強烈な描写が垣間見えると良いなと思いました。

     HPC制度はヒューマノイドによって育てられるという設定なので、ヒューマノイドによって育てられることと人間に育てられることによることの差が明確に分かるような描写が前半にあると良いと思います。

     ヒューマノイドのようなロボットを扱った作品として、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」がありますが、その作品の中では、アンドロイドと人間を見分けるためには、他人への共感能力が鍵になってきます。

     その作中で、アンドロイドがクモの足は8本もいらないと、ハサミで足を切り取る描写がありました。ここで、人間とアンドロイドの根底的な差を垣間見て、心に強く残っています。

     なので、ヒューマノイドによって育てられたアイリだからこその描写があるとこの作品はより良くなると思いました。その差はHPC制度があるからこその周りの目に起因する環境の描写ではなく、ヒューマノイドによって育てられたことだけによる差です。

     これは、私の変な感性によるものなので、当てにしなくても良いのですが、10話読んだ感想では、私好みのとても好きな雰囲気で、とても良いと思います。

     この先の話のタイトルで尊厳死やドナーなど興味そそられるタイトルがあるので、引き続き読んでいきたいと思います。

    作者からの返信

    コメントをいただき、ありがとうございます!
    いろいろとアドバイスまでしていただいて、感謝感激です!!

    ヒューマノイドと人間の親子関係の描写、たんなる設定だけに終わらず、ちゃんとひねれるように努力したいと思います。

    何分未熟なので、読者さまの納得のいく仕上がりになるかはわかりませんが、がんばります!!

    …でも、広いお心で読んでいただけると幸いです。(=^..^=)ミャー

    ちなみに「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、他の方もメンションされていましたが、SF界隈では有名なのですね。機会があれば、読んでみたいと思います。

    ありがとうございます!