小説『元素探偵 藏元素子』

渡辺羊夢

テトラヒドロゾリン(フリー百科事典 Wikipedia日本語版 2024年12月3日 (火) 4:40 JST)

テトラヒドロゾリン (tetrahydrozoline) は、塩酸テトラヒドロゾリンとして目薬や点鼻薬に含まれるイミダゾリンの誘導体である。同様の薬理作用を示す誘導体として、ナファゾリン、オキシメタゾリン、キシロメタゾリン等がある。オーバードースによる毒性がある。


<薬理作用>

テトラヒドロゾリンは主にアドレナリンα受容体作動薬として作用し、点眼薬は眼の結膜の血管を収縮させる。これは眼への刺激物による充血を抑える効果がある。


点鼻薬として用いると、鼻粘膜の充血を改善する。しかし、長期にわたる経鼻使用は、慢性的な薬剤性鼻炎の原因となる。


また、痔の出血・発赤を抑えるために、一部の坐剤(座薬)に配合されている。


いずれもOTC医薬品に用いられている。


<都市伝説>

テトラヒドロゾリンにはもし経口で摂取すると下痢を起こすと広く信じられているが、都市伝説である。実際に誤飲すると吐き気、嘔吐、発作、昏睡などに陥る可能性があるが、下痢を引き起こす効果はない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る