■ 転機

コールドスリープ……そんなものが実用化されたなんて。正直、驚きだ。

一体どこの誰が作ったんだろう。


そして、少女はそのコールドスリープの装置で寝てしまった。

だから僕と会った時に年齢が……

いや、コールドスリープで寝てた場合年齢ってどうなるんだ?


いや、そんなことはどうでも良いか。


それにしても僕はここからどうするんだろう。

昔の僕はインチキみたいな方法で50万も稼いでいた。競馬って……

僕は僕が思っているよりも凄いやつだったのかもしれない。

だが、それでも足りないらしい。それならば僕はどうするのだろう。

全く予想がつかない。


だが、この時がきっと一つの転機だったのだろう。


そして今、次の記憶の扉を開く。

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